11月3日文化の日。家族揃っての休日。
子供たちの希望は日帰り鉄道博物館ツアー(笑)10月の休みの日、おいらが留守にすることが多かったので、Chiチャンが「電車のたび」に子供たちと出かけたことがあった。当初仙台まで仙山線で行き、東北新幹線で福島まで出て、奥羽本線で山形まで帰ってくるというルートだったんだけど(我が家はこの手の旅を結構やります 笑)、仙台駅に着くと駅員さんに
「まもなくはやぶさが通過するよ」
と教えてもらった息子たちは通過する超高速のはやぶさの姿を見てスイッチが入ったらしい。
福島どころか東京まで行ってしまったのだ(笑)東京駅では普段見ることが出来ない東海道新幹線に大興奮。挙句の果てに帰り大宮駅を通るときに
「鉄道博物館に行きたい~」
となったんだそう。
でも今度お父さんが休みの時ねって誤魔化したのを息子たちはしっかり覚えていたらしく(苦笑)前日から騒ぎ始めた。その日おいらは会議と言う名の飲み会に行ってたんだけど、9時過ぎChiチャンからメールが・・・
「明日はお父さんが行きたがっていたデイキャンプでいいよって子供たちが言ってました。」
たまたまRyoが幼稚園から借りてきた本が鳥の本だったらしく、俄然鳥を探すんだと方向転換をした二人の息子たち。まだまだ単純だな~。それにつけてもChiチャンに感謝!
そこで休み当日、西蔵王公園のキャンプ場へおにぎり持って焚き火道具持って出かけたと言ういきさつ(長い前置きだな、こりゃ)
公園は結構な混雑なのに、キャンプ場は貸切。早速荷物を運びタープ張って、焚き火の準備。
すると近くの木で、小鳥たちが騒いでいる。一つしかない双眼鏡を取り合いながら、鳥を見ようとする子供たち。そんなに騒いだら逃げるだろうって叱っても全然効き目なし。ところがそんな風に騒いでも小鳥たちは逃げることなく、何かに興じている。観るとヤマガラとコゲラ。子供たちはコゲラが一生懸命木を突付くのが面白くて、双眼鏡と図鑑をとっかえひっかえ眺めてる。
その後は焚き火して焼きいも作って、昼食。昼食の後は、探検に出かける。Chiチャンはタープの下でお昼寝タイム。むーうらやましいぞ。
落ち葉の絨毯の中を色んな発見をしながらただぶらぶら歩く。いつの間にか傾いてきた太陽が色づいた木々を一層鮮やかに染める。時間がゆっくり流れる・・・・なんて感傷に浸っていると、
「にいちゃんのばが~」
「うるせ~な~」
兄弟げんかで一気に現実へ戻る。その後も池で鴨を観察したり、木に登ったり、結構飽きることなくデイキャンプを楽しんだ子供たち。
キャンプと言えばテントに泊まるものと、思っていたShu。
「え~泊まりたい~」
今日はデイキャンプだから泊まらないことをいくら説明しても結局
「でーきゃんぷって何?」
という始末。
これから我が家ではデイキャンプなんて洒落た言葉は使わず、弁当開き焚き火付とでも言おうかな(笑)