Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

夫婦キャンプwithドッグ

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もう10月・・・一年なんてあっという間

 

毎年恒例の秋の大井沢フィッシングキャンプですが、最近は釣果も芳しくなくビッグレインボーとの出会いも皆無なもので今年は趣向を変え、夫婦キャンプwithドッグとしてみました。

 

考えてみるとChiチャンと二人だけでキャンプに行くのなんて、子どもが産まれる前以来(笑)

それもこれも犬たちのおかげかな。


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こんなに天気が良いんだもの・・・翌朝は8℃まで冷え込む予報ですが。

 

ごく近場の馬見ヶ崎川沿いの河川敷は、敷居も低く万が一何かあった場合でもすぐに帰宅できる手軽さが魅力なんですが、最近のキャンプブームでもはや週末はテント村状態。まして今は芋煮会のベストシーズン!

そしてこの週末には「山形まるごとマラソン」が開催されるためお昼過ぎまで市内は通行止め。

坊平もここ最近は込み合うし・・・弓張平や徳良湖はすでに予約できない状態。

 

大井沢は予約は必要ないけど、そんなに広くないので込み合ったときは密集状態になるのは覚悟しなければない。

 

でも天気予報の翌朝の一桁の最低気温のおかげか泊りは我が家を含めて4張り程度。

 

もうこれだけでキャンプは成功したようなものである(笑)

 

 

それでも天気が良いおかげで日中はどんどん気温が上がり、テント張っているときは体感30℃!

あまりにも暑すぎるので、Chiチャンにはワンコたちを連れて買い忘れたものを買い出しに行ってもらい、サーカス720を一人で設営。熱中症になりそうだったのでポカリも買ってきてもらう。

 

全部設営終わってちょうどワンコたちも到着。


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「これからなにするの?」

初キャンプのピノ姫。最初はテントにビビッてます。

 

夜は最悪の場合、ピノとChiチャンはカングーの中で車中泊かな。

 


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「またてんとでねるのか、ほんとはおうちがいいな」

余裕をかましているような顔をしているナッツ兄。

だけど実は緊張してます(笑)

 


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こちらは普段通りのテンションにもどったピノ。これならみんな一緒にテントで寝るか。

 


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ただ何もせず、夫婦で空を見上げる・・・ようやく心地よい風が吹いてくる。

 


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息子たちにかまってほしくて、家族のグループLINEに写真を送ってみたり。

 

するとShuからは部活で高校生と練習試合をしてボコボコにされたなんてコメントがあり(ちなみに大学体育会剣道部です(笑))、Ryoは男子校なのに来週女子高の弓道部と練習試合だなんて浮かれたコメントが(笑)

 

考えたらここ大井沢はおいら一人でしかキャンプしたことないんだなと思いだした。


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遠く月山はすでに紅葉が始まってる。

 

時間がゆっくり過ぎていきます。


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ワンコを散歩させながら、釣り人の様子を観察。

夕暮れにフライラインが優雅に舞う様って改めてカッコいい・・・釣れているかどうかは別として。

 

夕食の前にお風呂へ。

そうここは近くに日帰り温泉、ゆったり館があるのだ。何回か記事で書いたかもしれないけど、数ある日帰り温泉の中でオイラはここの温泉が1番好き。

この日は何故かメチャクチャ混んでいて、明らかにキャパオーバー。

聞くと近くの民宿に泊まっている方々も入りに来てるとか。

オイラが聞いたわけじゃなく、Chiチャンが風呂場で一緒になったおばちゃんと親しくなり聞いた話である。


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月は三日月。


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日中の暑さが嘘の様に、冷えてくる。

 

テントに戻ると寒いからというわけじゃ無いけど、ナッツはChiチャンに終始抱っこ。ピノは抱っこが大嫌いなので、ゲージの中へ。

 

オヤジの料理開始!

今日のメニューは男メシ

 

サラダ

特売サーロインステーキ

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プリングルス少々(笑)

 

寒いので鍋物

湯気でよく見えませんが
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季節柄、芋煮が鉄板だけど、お手軽エビワンタン鍋

 

実は我が家は2人ともお酒があんまり得意ではない。

オイラもこれまでは仕事だったり付き合いだったりで外ではお酒飲んでいたけど、コロナになってもう3年くらい飲んでないかな。

唯一キャンプの時だけ、ちびりちびりと飲んだりしてたけど、もう飲まなくても良いかなぁと最近感じてる。

 

食後のコーヒーも飲みながら夫婦二人で語る話題は、結局子どもたちのこと、近い将来のこと、そして老後のこと(笑)


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静かな夜です。

 

頭上には満天の星。本当は星を眺めながら焚き火をゆっくり楽しもうと思っていたんだけど、我が家のワンコたちはまだまだ落ち着きがなく、2匹を連れてくるとゆっくり焚き火というわけにもいかず、準備はしていたものの今回は焚き火なし。

 

みんなで一緒にテントの中へ。ゲージの中のピノは予想に反して大人しく、逆にナッツの方が外の物音に反応したり、終始落ち着きがない。

 

でもあまり寒さを感じることなくいつの間にかウトウト・・・

 

 

 

 

朝うっすらと明るくなると騒ぎ始めたのがピノ

ゲージから解放するとワンコたちがテントの中で騒ぎ始める(笑)

予報通りキリッと冷え込む朝。


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もうひと眠りさせてというChiチャンを置いて朝の散歩へ。

 


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知らない散歩道だからか、しっぽが下がりっぱなしのナッツ。

途中で歩くのを放棄したピノ姫。

いやはや手のかかる二人である(笑)

 

 

すると途中通り過ぎた車の窓が開き

「おはよっす」

と声を掛けられびっくりするとキャンプ仲間のYサン。なんと大井沢の奥にある知り合いの私有地のプライベートキャンプ場にこれからデイキャンプに行くとのこと。

 

その後わざわざ、我が家のサイトに戻ってきてくれて談笑。

そろそろ寒くなり似非キャンパーたちが減ったら、集まらなきゃね~なんて話をしながら、プライベートキャンプ場のトイレ事情で一番盛り上がる(笑)


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ここ大井沢キャンプ場は、朝早くからトイレ清掃の方が来てくださり紙の補充までしてくれているし、洋式が良いという方は道路を渡った大井沢自然博物館のトイレが24時間使用可能だし、無料なのが申し訳ないくらいなのである。

 

日中の気温と朝の気温の差が激しかったからか、テントは結露でびちょびちょ。

ホットサンドの朝食後、ゆっくりしながら気温が上がり太陽の力での自然乾燥を待ち、撤収。

 

ゴミはすべて持ち帰り。ワンコのフンも忘れずに(笑)


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撤収でまたまた汗をかいたオイラは昼間からまたゆったり館に立ち寄り、きれいさっぱり汗を流し、遅めの昼食を取るべく、にしかわの道の駅に向う。

この日はさるなし・こくわ全国サミットとという看板が掲げられており、通常の産直の他にも様々な出店があった。

 

車を降りようとしたChiチャンが突然

「ほんぼうさ~ん!」と知り合いに手を振るがごとくある男性に声を掛ける。オイラも最初誰か知ってる人と思っていると、山形すみます芸人「ソラシド」の本坊さんであった(笑)

 

本坊さん自身も「お~」と手を振り返し、Chiチャンの顔をまじまじと眺め、次の一言「誰だっけ?」

一視聴者なのにあまりにも親し気なChiチャンの声掛けに思わず、知り合いの人かと思ったらしい。

でも「あっ犬も居るんですね!」って車の中をのぞいたらナッツが本気の声で吠えるもんだから「がんばってくださ~い」って声かけるだけで写真撮るのも忘れ(笑)

今度は大根買いに来よう。

 

レストランにてChiチャンはソフトクリーム、オイラは「山のめぐみそば」900円を注文し、外を眺めながら暫し待つ。オイラは105番なのに明らかに後から注文した人ばかりが呼び出される。

所詮、駅の立ち食いの山菜そば程度をイメージしていたオイラは、あまりにも待たされるので少々いらだっていたのだけれど、漸く配膳された「山のめぐみそば」は出汁のきいたすっきりした汁、のど越しは爽やかだけどしっかりとした腰のあるそば、単なる缶詰の山菜ではないシャキシャキとした歯触りと山の風味満載の山菜がたっぷり乗った極上の一品だったのである。侮るなかれ道の駅。下手すりゃそこらの「手打ち」を掲げている蕎麦屋にも勝るとも劣らない味。

こちらも写真すら取るの忘れるくらいのうまさである。

 

キャンプの帰りはまたここに決まりだな。

 

そんな西川町の魅力にまた魅了された我が家であった。