Our Base Camp!

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電車でハイキング

最近、山登りに行こうというと、露骨に嫌な顔をする息子どもに何とか

「いきた~イ」

と言わせたくてある計画を立てる。

まあ何のことはない電車に乗ってハイキングに行って、電車で帰ってくるというもの。都会の人にとったら当たり前のことかもしれないけど(実際おいらも東京にいた頃電車で歩き回っていたし)、子供たちには新鮮だったようで

「いきたーい!」

向かう先は仙山線面白山高原駅」。紅葉にはまだちょっと早いけど、色づき始めた山を眺めようってことで。本来ならここの駅から南面白山へって登山コースが一番の希望なのですが、何せRyoもいるもので紅葉川渓谷ハイキングコースへ。それだけじゃつまらないので(笑)ハイキングコース終点から面白山高原駅へ戻らずに、市道を歩き「山寺」まで行ってみようということになったのでした。

凡そ8km。果たしてどうなるか(笑)

その日は資源回収の日で、9時過ぎにならないと出発できない。しかも仙山線は一時間に1本なので、必然的に出発は10時半過ぎの電車になってしまう。それでも興奮気味の子供たちを宥め、最寄の駅まで自転車で急ぐ。

11時頃に面白山高原駅に到着。コスモスベルグでコスモス見ようということになったんだけど、文字通り花より団子(笑)子どもたちは花なんかそっちのけで「おやつ~おやつ~」の大合唱!

この日は汗ばむような陽気。絶好のハイキング日和。

早速行きますか~!

渓谷への道を進むといきなり滝が出現。

ここまで来ると谷沿いに爽やかな風が吹き抜ける。紅葉にはまだちょっと早いけど、色づき始めた木々が迎えてくれる。そんな中をわいわいぎゃ~ぎゃ~言いながら進む相変わらずの我が家。

ハイキングコースといいながらも、ここのコースは結構滑りやすく、経験上しっかりした靴はいてたほうが安全ということで、Ryo以外はトレッキングシューズを装備。特筆すべきはShuが履いてるオールレザーの軽登山靴。実はこれおいらの弟が小学生の頃、山に目覚めたじいさんが弟のために揃えた物。先日そろそろ履けるんじゃないかと納戸から出してきてみたんだけど、流石に作りが確りしており、手入れをすればまだまだガンガン使えそう。でも若干サイズが合わなかったらしく、最後の市道歩きの頃はつま先が痛いと喚いていたので、次回はトレッキング用のソックスと中敷を試してみようと思っている。

結構危険な場所も多いのでかなり慎重に進んでいたにも関わらず、Ryoはなんど転んだことか。そしてShuに至っては木製の橋を渡りきったところで転倒。尻餅ついて、ひっくり返って、危うく川へ落ちるところでした(笑)

でもいつもの山登りと違ったワクワク感が子供たちには楽しかったらしく、

「たんけんたいだ~」

といいながら疲れたとも言わずハイキングコースは制覇。

時間は2時。ここから山寺駅までは案内板などでは1時間30分。でも我が家の足だと2時間。

時折通る観光の車に気をつけながら、山の中の市道を色んなものを拾いながら歩く。いつの間にやら日もだいぶ傾き、なんだか子供の頃に戻ったような不思議な感覚で子供たちと手をつなぎながら歩く。

なんかいいなあ。

ここにもトトロ発見(笑)

観光客でごった返す山寺で、トレッキングシューズはいて、ザックを背負っている不思議な格好の我が家はお土産やさんでソフトクリームを食べ、玉こんにゃく食べて疲れを癒す。充実感!Ryoも一度も抱っこすることなく完歩(笑)

だって帰りはまた大好きな電車に乗れるんだもん(笑)

電車でハイキングいいかも!この次は電車でキャンプとかも密かに計画中。