Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

錦秋  天元台

朝の水上散歩から帰ったおいらは、一息入れずにすぐ今度は家族で出掛ける準備である。こんなときだけ不思議とテキパキ動くおいら。普段はぼーっとしてるくせに(笑)。

なぜなら今日は珍しく丸一日休み!しかも空は真っ青!ということで天元台紅葉狩りに行くことに決定したのである。

でも今回は昨日まで扁桃腺が腫れて熱を出していたRyoもいるので、ロープウェイだけのって山を眺める観光客コースである。いつものハイキングと違って荷物も少ないし、準備は簡単である。

予想通り行きの車の中でRyoがお昼寝。なぜかShuもお昼寝(笑)。天元台ロープウェイ乗り場は予想を上回る人手で駐車スペースすらない。やっとのことで離れた駐車場に車を止め、ロープウェイに乗り込むが満員電車並みの込み具合に隊長Shuもびっくり。子どもの目線からはきっと外の景色はまったく見えなかっただろう。それにしてもなぜかおばちゃんが多い。観光バスで来た団体も勿論だけど、しっかりトレッキングシューズを履いた人たちまでそのほとんどがおばちゃんである。たしか去年の蔵王の記事でもそんなこと書いた覚えがあるけど、今山の上はおばちゃんたちの原宿である(爆笑)。でも健康じゃなきゃ山も来れないんだからおいらも少し見習わなくちゃ。

それでもロープウェイから降りた後、山を眺めてその美しさに家族みんなでうっとり。

今日は観光コースなので(笑)、レストランで昼食。ふと窓の外を見るとゲレンデには滑り台やブランコがある・・・・これはここまで来て滑り台か・・・と思ったらShuの興味は滑り台やブランコよりも大きくて楽しい乗り物に釘付け!

そうそれはリフトである。「乗りた~い!」と騒ぐ子どもたち。結局思ったより暖かいし、風もないのでみんなで乗ることに決定し、北望台を目指す。

途中突然リフト上で泣き喚いたRyoが帽子を落とすというハプニングがあったものの全員無事リフトの終点、北望台に到着しおやつタイム(さっきお昼食べたばかりだけど)。

するとおやつを食べ終わったShuが「じゃしゅっぱつね!」といって登山道を登っていこうとするので、今日は山は登らないことを話すと「え~つまんない」の一言。でもRyoは病み上がりだし、おいらのリュックにはおやつしか入ってないし、ましてベビーキャリア持ってきてなかったので、悔しがるShuを説得し下りのリフトに乗る。自分で歩くと言い張るRyoは石ころに躓いてばかりで手は真っ黒だし・・・

リフトに乗りながら右手に見えてきたのが上の写真である。なかなか紅葉の写真は難しく、実際に見るともっと色が鮮やかで綺麗なのだが、携帯のカメラでは仕方が無いのかな。

深まる秋と冬の気配を感じながら、錦秋の天元台に別れを告げた我が家であった。