Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

でっきるっかな~ でっきるっかな~

先日の記事で書いたパドルつくりですが、不思議なものでブログで宣言すると俄然やる気がでるものです。さっそくネットで自家製?パドルを検索。お~いるもんですね~。結構みなさん本格的です。

そんな中であるカヌービルダー会社のホームページに結構詳しく書いてあるのを発見。しかもその会社はパドル製作キットなども販売しており、おいらのような素人でも作れるようになっている。一瞬心が傾きかけたが結構な値段が目に付いた。そうそう今回のパドル製作はあくまでも本格的なものではなくて、子供用を試しに、簡単に、安く、楽しく作ろうというのがメインテーマなので、材料等もなるべく近所で安く手に入るものを使うことにする。

まずパドルの作り方には三通りの方法があり、①一枚の板から削りだす方法②細長い材料を張り合わせる方法 ③薄板を張り合わせる方法 がある。今回は子供用ということであまり長さも無いので①の方法を採用する。というか①しか出来そうに無い。②や③は材料をエポキシ接着剤で張り合わせるのだが、その際に固定する道具が必要になるからだ。うちにはそんなものは無い。わざわざ買うのも・・・・。とにかく①決定したので近所のホームセンターに木材と最低限必要と思われる工具類を物色しに行く。

のこぎりやかんなは家にあるので(中学の技術の授業で使ったやつ)、ノミと小さなカンナと紙やすり(#100と#240)を購入した。するとその近くに1980円でジグソーが売られていた。ジグソーとは電気式ののこぎりで曲面等も切れる便利なものだ。え~い買ってしまえ~。

木材はネットで調べたところ、杉なんかが加工しやすく初心者向けらしいので、杉にしようかと思ったが、SPF材なるものを発見。安いし見た目もグッド。スプルースの2×6の3Fを598円で購入。

早速子どもたちが寝静まった後、設計図と板への下書きをする。パドルにも色んな形があるんだけど今回おいらが参考にしたのは、アメリカントレーダーズ社の「チャイルドビーバー」というモデル。長さは91cmブレード幅は14cmである。

やっと下書きが終わり、ひとりでにこにこしてこれからがすごく楽しみだなあと思っていると、今朝Chiチャンがおいらの話を聞いて、「なんで~買えばいいじゃん!」の一言。そーじゃなくて、作る過程を楽しみたいんだとか、これから木工を趣味にして色んなものを作る予定だとか話すると、ものめずらしいものを見たときの顔をして「お父さんて、おもしろいね~。そのぐらい打ち込めるものがあっていいよね~」と一応納得してくれた様子。

でも最初下書き見せたときには、「雪かき道具?」と天然の答えをくれたChiチャン。きみのその発想は、雪国生まれ雪国育ちの証です!