Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

今夜の寝床は?

シルバーウィークとやらも、我が家にはあまり恩恵がありませんでひたすら我慢の日々でございましたが・・・・先週末はなんとか仕事をやりくりし行ってまいりました!ファミリーキャンプ!

ほんとなら2泊もしたいところですが、贅沢は言ってられません。何よりも秋晴れの空がうれしい(笑)

肝心の行き先は・・・・サンビレッジ徳良湖オートキャンプ場であります。

我が家のキャンプ場選びは、何よりも温泉の有無が決め手である。それはやはり妻であるChiチャンや子どもたちが気持ち良く過ごせるようにとのおいらのせめてもの心遣いなんだけどね。もういかないって言われたくないし(笑)

そこで今回は隣に日帰り温泉施設「花笠の湯」がある徳良湖に決定。でも決定したのは24日。で25日に電話で予約したら・・・・めちゃくちゃ空いてます!とのこと。混んでるキャンプ場が苦手なおいらはほっとひと安心。

25日深夜、一人でコツコツ車に荷物を積んで準備完了。

当日朝5時半にShuが起き出し、

「おとうさん きょう キャンプ行くんでしょ ぼく 早起きしちゃった」

早すぎです(苦笑)

行きの車の中もみんなハイテンション!

食材なんかをジャスコに行って買い足しながら、国道13号を北上していると周りの田圃の稲穂が黄金色に輝き、所々で稲刈りの真っ最中。日本の秋を感じる風景である。

昼ごはんはおいらの独断で村山そば街道6番店、三郎兵衛そばへ。ここはそばもうまいけど、囲炉裏でじっくり焼いたイワナの塩焼きが絶品なのである。以前、Chiチャンと二人できたときは、イワナだけ一人2匹づつ食べてしまったほど。

今回も大板そば二つとイワナ4匹!まあRyoは残すだろうなと見越しての注文だったんだけど、Ryoもイワナは完食。そばの他にも茄子漬、蕨、もって菊、きくらげ等の「おかず」もついて、大満足。

そこから真っ直ぐに徳良湖を目指す。湖は水抜き工事中で驚くほど水が少ない。1時ピッタリキャンプ場到着!

そこで子どもたちの目を釘付けにしたのが・・・・アスレチック遊具!

そしておいらの目を釘付けにしたのが・・・・オールドタウン パスファインダー!!

炊事場の脇に3艇が無造作に積まれている。ワイヤーキーなんかも付いてない。これじゃ悪い輩が盗んじゃうじゃないか~と自分のことは棚に上げて、一人船体をチェック。中を覗いたり、ちょっと持ち上げたり、気になって仕方がない。

前から徳良湖ではカヌーも出来るとは聞いてはいたんだけど、実際にしているのを見たこともなければ、聞いたこともないので、もうすっかりやってないのかなあと思っていただけに、本格的な舟にテンションアップのおいらである。

受付で聞くと一応カヌー教室も開催しているそうだ。今回は無理でも次回は・・・・なんて勝手に妄想にふけるおいら。

いやいやそれどころじゃない!早くテント張らなきゃ(笑)

今回はいつもの小川コルティーレに加えて・・・・・先日ヤフオクで落札したシャングリラ3も密かに持ってきてみました。

二つ張ったサイトはこんな感じ。

寝床が整ったところで、みんなで遊具で目いっぱい遊ぶ。4時近くになり、太陽が傾き始めると一気に秋の色が深まり、ススキの穂が風に靡く。長袖シャツを羽織り、今日は男だけで食事の準備!男飯だ~!

メニューは大した事ない、ビーフシチューにサラダにステーキにご飯!である。でもこれをおいしそうに食べてくれる子どもたちの笑顔があるから作った甲斐があるというものです。

食事の片付けのあとは、お風呂。突然Ryoが

「おとしゃんとにいにと あおのおふろ はいりたい」

なんて言い出した。そこで男チームは男風呂、女チーム(笑)は女風呂という当たり前の入り方になった(苦笑)

きっと一人のんびりお風呂に入ってChiチャンをよそに、男チームは相変わらずの大騒ぎである。終いにゃRyoが転んで泣き叫ぶ始末。全然ゆったり出来ずに早々に風呂から上がりChiチャンを待つ。

さあ体が温まったところで、お休みなさ~いということで急いでテントに戻る。夜空いっぱいの星。静かに響く虫の声。やっぱりキャンプ最高!

それではお休みなさい

ぼくは おかあしゃんの となりでねる~

実は今回シャングリラ持ってきたので、おいらだけ一人でそちらに寝ようかと密かに企んでいた。というか寝る気まんまんだった。子どもたちが寝た後、夫婦水入らずで焚き火を楽しみながら、シャングリラに入り横になってみる。いいねー。これ、星空が天井だ~。ところがである。地べたにオールウェザーブランケットを敷き、銀マットを敷き、シェラフに包まっていると、腰のほうから寒さがじわりじわりと忍び寄ってくる。家族みんなはインフレータブルマットなのにケチって自分だけ安売り銀ロールマットにしたつけが回ってきた。しかもシュラフはバロウバック#5にウォームアップシーツ。寒がりで軟弱なおいらはコルティーレに忍び込みました(笑)

せめてシュラフはもっと暖かいものをね~。っていいながら実は注文してたりするんですが(今回は間に合いませんでしたが)

とにかく思ったよりも冷え込んだ一夜を明かした、子どもたちは・・・・・相変わらず元気です!

朝の5時から自分のシュラフのファスナーとマジックテープで遊び、カシャカシャうるさいShu。朝からテントの中をおしっこ臭くしてしまったRyo。とてもゆっくり寝ちゃ居られないと言いながらも、おいらが起きたのは6時半。すでにお日様はビカビカ照りつけ、子どもたちはエンジン全開!

朝の散歩をし、朝食の準備に取り掛かる。いつもと変わらない朝食なのに外で食べるとなんで皆笑顔になるんだろう(笑)

今日一日の予定は未定!さてどこに行こうか?

で向かった先がこちら!

鮭川村の小杉の大杉。通称トトロの木である。子どもたちはすっかり、メイちゃんになりきって木の周りを走り回る(笑)

その後車の中で昼寝をしてしまったRyoのために、最上川沿いをドライブする。古口に出て観光舟下りが行われている箇所に出ると川は滔々と流れ、周囲の山はひっそりと佇む。カヌーでここを下ったのは何年前になるだろう。なんて物思いにふけりながら、来年あたりまた下りたいなあと考える。そしてキャンプ場のパスファインダーが頭を過ぎる。いかんまた物欲という名の病気が始った(爆)

その後は大石田の千本団子によって、お土産購入し無事帰宅したのであった。

やっぱり1泊キャンプは慌しいなあと感じる一方、ちょっとした満足感が心地よい今回のファミリーキャンプとなった。