Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

雨のち大雪のち晴れ=楽しい!

気が付けば4月。ブログの更新を怠っていたのは第一にまともな野遊びしていなかったから・・・我が家はやっとこさ年度末の仕事を片付けて1日から2泊3日のペンション泊まりの旅行に出掛けたのであります。

とその前にあるカー用品店が完全閉店の為、キャリア類全品半額ということで、急遽今回の旅行に間に合うように、愛車プレくんにスーリーのベースキャリアとスキーキャリアを装着!

いまさらプレくんウィンターバージョン完成。

ところが山形も旅行先の福島も4月だというのに非常に肌寒く、予報も雪のマークが(笑)

雨の東北道を南下し郡山から会津方面を目指す頃には本降り。でも何はなくとも昼飯!ということで会津若松市内にある田季野という輪箱飯(わっぱめし)屋さんに向かう。

大地主の屋敷を利用している店内は重厚な中にもどこか懐かしくなる雰囲気。すっかり親戚の家に来たように寛ぐShuとRyo。

そして会津若松といえば白虎隊と鶴ヶ城なのです!おいらもChiチャンも小学校の修学旅行以来久々の登城。

そしてちょっと足を延ばし大内宿へ。

ここにきて雨も本降り、寒さもハンパない。でもかえってそれが江戸時代の宿場町の雰囲気バツグンにしてたかも(笑)時間が遅かったこともあり、観光客はまばら、店も半分閉まってるし、駐車場代オマケして貰っちゃったしね。

ところがその後裏磐梯までの道のり、雨が雪に変わりペンションでの夕食中も降ってたけど、まさか次の日こんなことになるとはこの時はまだ知る由も無い(笑)

大内宿ですっかり体が冷え切った我が家の面々。一路裏磐梯を目指す。

今回お世話になったのは、裏磐梯五色沼のペンション「クリッターハウス」さん。まず玄関を入ると、薪ストーブの香ばしい香りが体を温めてくれる。

夕食もお風呂も大満足。実は2泊とも我が家だけの貸しきり状態だったため、子供たちは逆に自分の家に居るような寛ぎ具合。(ちょっと騒ぎすぎ!)

で一晩過ごして朝部屋のカーテンを開けた風景がこちら!

なんじゃこりゃ~!もう4月ですよ~。

朝食の時、ご主人に聞くと裏磐梯でもこの時期のこの積雪は稀だということで、おいらたちめちゃくちゃ歓迎されてる!って思ったのはたぶんおいら一人(笑)

朝からむかった「グランデコ」も積雪ばっちり。

昼食後、昼寝のためChiチャンとRyoは一旦ペンションへ。

でおいらとShuで滑る滑る・・・・っていうかShu!ちょっとはターンしろ!

ほぼノンストップで曲がることなく、一気に滑り降りるShu。楽しくてしょうがないらしい。

で一旦一息。キッズパークで遊ぶShu。

その後キッズパークで遊び続けるShuと昼寝が終わったRyoをChiチャンに預け、2本だけおいら一人で滑る。足くたくた(情けない)。

Chiチャンも最後リフト運行時間ギリギリで1本滑り収める。

明日は朝から天気が良さそう(喜)

楽しい時間が過ぎるのは早いもので、今回の旅行の最後の日を迎えた。

部屋のカーテンを開けると

ピカーン!ばんだいさん!

二日間ともとってもおいしい食事で大満足!特に朝食の手作りパンは絶品。「クリッターハウス」のご主人、奥さん本当にお世話になりました。

今日は天気も申し分ないので五色沼スノートレッキング!

裏磐梯ビジターセンターに行き、案内地図と情報を聞くと、積雪はあるもののスノーシューより長靴の方がいいですよとのこと。飲み物とおやつとRyoをキャリアに乗せ、いざ出発。

今回隊長Shuにはバードウォッチングのために双眼鏡を持たせたんだけど、鳥のさえずりが聞こえるたびに足を止め、全然進まない(笑)でも気持ちの良い鳥の声に包まれながら、一歩一歩雪を踏みしめ歩く。

背中でRyoは気持ちよく昼寝。結局ビジターセンターから赤沼までの往復という我が家らしいなんちゃって長靴トレッキングツアーとなった。

でも毘沙門沼の何ともいえない水の色や時をおり顔を見せる荒々しい磐梯山の姿、そして何より早春の土の匂いが僕たちを包み、心地よい疲れの中、家族みんなが笑顔、笑顔である。

その後、猪苗代方面に行き、「世界のガラス館」「野口英世記念館」によって帰路に着いたけど、我が家・・・少なくともおいらにとっては自分たちの足で歩いた五色沼が一番。距離も時間もわずかなものだけど、そこの空間を僕たち家族だけで独占できる贅沢さは、観光バスでお土産買い捲りの方々とは比べようがないと思うのだ。

これから子供たちが成長していくにつれ、きっとこうして家族みんなで過ごす機会は減っていくと思うけど、出来る限り家族で自然と戯れたいと改めて感じた今回の旅行である。