Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

おいらもチューブに乗せてって!

この三連休は3月の様な暖かな日が続き、羨ましいほどのスキー日和でした。我が家というと1.5連休という感じで(笑)いつものごとく計画は朝ごはんを食べながらおこなった。

本当のところ先日から患った「帯状疱疹」はまだ治療中なわけで、お医者さんからは「雪かきを含め運動はちょっと控えるように」と言われているんだけど、雪かきはもちろん・・・・やらなきゃ雪に埋もれるので筋肉痛になるほどがんばってますし、スキーぐらい大丈夫じゃないと思ったのですが、Chiチャンに怒られしぶしぶそり滑りとあいなった。

今回目指すそりゲレンデは、「山形○少年自然の家」のスキー場!ここは前々から行きたいと思っていた場所なのだ。悪く言えば、おこちゃまの雪遊び場的場所なんだけど、ソリすべりのコースのほかに、チューブ滑り(無料)、スキーゲレンデ(ロープ無料?)があり、クロカンスキーレンタル(1000円)もある。おまけに周りは県民の森といわれる樹林帯で絶好のスノーシューフィールド。

まさしくスキーも出来て、雪遊びも出来て、スノーシューハイクも出来て、クロカンもやれる、我が家のようななんちゃってアウトドア大好き子連れ家族にはまさしくピッタリの場所なのだ。

しかし出掛ける直前になって、Ryoが愚図りだしねむねむ状態。Chiチャンなんかスキーウェアも着て、準備万端だったにも関わらず、泣く泣く留守番隊に・・・

またしてもShuとの親子二人旅になってしまい、息子は不満だらけ。でもピカピカの青空がボクらを待っていた。

予想外に人が多く、なんだ結構メジャーじゃん(笑)と思っているといきなり一番手前の斜面をチューブそりがものすごいスピードで滑ってきた。一瞬Shuの顔がびびっているのに気付いたおいらは「Shu!あとであれ乗ろうぜ!」と声をかけた。相変わらず「しびたれ」の彼は「いやだ~」の一言。でも隣のそりコースを滑って遊びながら結構スピードが出ている筈なのに、それを上回るスピードで疾走してくるチューブが気になって仕方が無い彼。ついに「お父さん一緒にすべろ」と二人でチューブを借り、コースを登る。

これが楽しいったりゃあらしない。スタート地点までは結構な坂を登るわけだけど、それがまったく苦にならない。すっかりチューブの虜になってしまったおいらたち親子であった(おいら一人でもぜったい滑りたい)。

休憩のおやつは雑木林の小高いピークまで登って食べることにする。早速スノーシューを装着し、ストックを手に誰の踏み後もない雑木林の中に足を踏み入れる。5分もすると心地よい汗が出てくる。あっ「帯状疱疹」忘れてた(失笑)。Shuのペースに合わせゆっくりゆっくり登っていく。冬の雑木林は葉っぱがない分明るく展望が良い。スキー場の方からは子どもたちの楽しそうな声が響いてくる。

ピークからは予想通りの絶景。最高のロケーションでおやつを頬張る。でもさすがに動かないと冷えてくる。もう少しゆっくりしたかったけど、迂回路を下る。北斜面はフッカフッカのパウダー。膝まで埋もれながら静かな林の中を散策。

でもここはさっきのスキー場から夏だったら、10分ぐらいしか離れていない場所。こんな素敵な場所になんでみんな来ないのかなあと思う。スキー場でもソリやチューブは結構人がいたけど、おいら達みたいにスノーシュー持って来ている人はまったく居なかった。せっかくのクロカンのレンタルも借りているのは2、3人のようだったし、中には子どもたちだけそり滑りさせて、親たちは見ているだけという家族が結構いたのだ。

自分の価値観を他人に押し付けることはしたくないけど、仕事が忙しかったり、休日が子どもたちと合わなかったりというのは仕方が無いけど、せっかくみんなの休日ならお金をかけなくても楽しめることがもっとたくさんあるのにと思う。

でもこんな素敵な場所に大勢の人が来るようになったら、天邪鬼のおいらとしては迷惑なんだけれど(笑)。

センターハウスの食堂でラーメン食べた後は、チューブ滑り第二ラウンド。次の日の筋肉痛は覚悟して滑りました。ぜったいスキーの方が運動量が少なかったと今になって思う。すっかり病み付きになってしまった二人。

ぜひ今度家族みんなで第三ラウンド!