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ロフトキャンプ的な休日

急な冬の訪れに戸惑いながらも、先週末は比較的良い天気に恵まれオープンしたてのスキー場もまずまずの滑り出しだったようです。

おいらはというと3連休のうち、なんか中途半端に二日間休むことが出来たんだけど、親戚が遊びに来たりして慌しく過ぎ去った連休だったなあというのが正直なところです。

はっきりした予定はなかったのですが、最近めっぽう恐竜好きのShuの希望で恐竜を見に行くことに・・・本物じゃないですよ(笑) 東京や大都市の博物館や科学館なら恐竜の骨格標本なんて常設されているところが多いでしょうが、ネットで検索すると東北ってその手のものが非常に乏しいことが判明。 わが町山形にはりっぱな博物館があるんだけど(本当に内容は充実)恐竜の骨格標本は地元で発見された「ヤマガタダイカイギュウ」のみだったような記憶があり、急遽仙台にある斎藤報恩会自然史博物館というところに車をとばす。

車の中でもShuの恐竜の話はとどまる事が無く、「お父さん、まだ~」という言葉を何回聞いたか分からなくなったころ、博物館に到着。正面玄関を入ると真正面に「アロサウルス」が立ちはだかり、Shuは「すげ~」とかなり興奮している様子なんだけど、「アロサウルス」のことを「ティラノサウルス」だと大声で言い張り、挙句の果てはアロサウルスは大きくなるとティラノサウルスになるんだよ~という新たな学説を大声でうちたてる始末。

その他、トリケラトプスの頭の複製、サウロロフスの頭の複製、ナウマンゾウ骨格標本、クジラの骨格標本など家族四人でわいわいがやがや見学させてもらったのだった。(博物館の方、騒がしくてすみません)

Ryoは口をあけ、四六時中びっくり顔。Shuはその後、「恐竜キング」のカードゲームをやって大満足だったようで、帰りの車の中突然「今日、お父さんとおにかいで寝たい」と言い出した。んっおにかいって・・・ 

そうShuの言う「おにかい」とはロフトのこと。そこにはおいらの釣り道具やらキャンプ道具やらが置かれており、寝ようと思えばすぐマット、寝袋は取り出せるので以前、おいらからShuを誘ったことがあったんだけど、そのときは見事、寝る直前になって「お母さんと寝る」ということで実現しなかったのだ。

さっそく家に帰るとロフトの掃除とマット、寝袋の準備。今回は自分から言い出しただけあって、わくわくしていたShuもいつの間にか昼間の疲れが出て、すやすやと寝息をたてたのでした。 はじめてのロフトキャンプ・・・お父さんは来年夏のふたりだけのキャンプを夢に見て、眠りに就いた。

次の日は徳良湖に白鳥を見に行った。予想を上回る雪の多さで雪化粧された湖に真っ白な白鳥が優雅に佇んでいるとそれだけで絵になる風景である。

でも現実は鴨のほうが圧倒的に多く、えさを投げても鴨に横取りされる始末。

そんなロフトキャンプ的な(なんちゃってアウトドア?)休日となった。