Our Base Camp!

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冬と春とのあいだに

いや~昨日は暖かい一日でしたね~。なんとここ山形は日中の最高気温が10℃を超え、まさには~るがき~た~って感じでありました。暦の上でももうすぐ春の彼岸。「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったものです。

でもこんな風に急に暖かくなると、おいらの中では釣りモードがうずうずし始めるのですが(まるで花粉症だな)、逆に過ぎ去る冬を惜しむ気持ちも出てくるわけで・・・。まだまだスキーシーズンは続くのですが、ちょっと寂しく感じてしまうのです。

ということで土曜日は、勝手にスキーの日に決定。若干仙台あたりに買い物にいきた~いなんていう声もあったのですが(笑)、即却下(爆笑)。一路わがホームゲレンデを目指す。がRyoが車の中で心地よいお昼寝タイムに入ってしまい、ちょっと遠回り。なにせうちからスキー場まで30分で着いてしまう距離なので(自慢!)。11時過ぎにスキー場に到着するのに合わせたかのようにRyoが起きだし、スキー場はピッカピッカの晴天・・・・・のはずが、時折雪が降る微妙な天気。さすが標高1500mの世界、侮れない。

でも今シーズンボーゲンヘルパーなしで、滑れるようになったShuは一時も休まずに滑り続ける勢いで、「もう一回!」の連発。挙句の果てにこの年代に在りがちな「どこまでも真っ直ぐ」の滑りで、おいらがストップと言っても止まろうともしない(本人曰く止まれなかったそう)。そこで午後からは高速クワッドリフトに乗せ、中級コースにチャレンジし、少し怖い思いをしてみてはと思いたった。

ところがうちの息子ときたら、怖がるどころかどこまでも真っ直ぐ滑ろうとする始末。いくらおいらの後を着いて来いといっても、脇をさーっと抜かしていく。案の定スピードが出すぎていくらスキーをハの字にしても止まらない。でもその経験が突貫小僧を変えた。足を開き、上手にターンを繰り返しながら滑ることを憶えた彼は、ちょっと得意顔をしてみせる。

「もっと滑りたい!」

Shuの言葉には今までに無い力強さがあった。

レストラン前に戻ると、こちらもソリ滑りを楽しんだ、Ryoが「あ~!」と手を上げて迎えてくれた。

次の日、春のような陽気の中、仲良く手をつなぐ、怪獣兄弟!