今年4月1日から成人年齢が18歳になった。
でもその前から選挙権だけは満18歳に引き下げられていたので、ちょっと分かりづらいのだけれど。
それでも酒とたばこは二十歳からだそうでますます分かりずらい。何のための成人年齢引き下げなのか?
今回はそんなお堅い話ではなくて(笑)、長男Shuは19歳になって将来的なこれからを見つめ始めている・・・と思うんだけれど、実際自分の19歳の頃ってどうだったかなあと回想してみる。
高校を卒業し二十歳になる前の微妙な年ごろが19歳。決して若すぎるわけでもなく大人でもない。
中村あゆみは13歳で「ふたりはであい」18歳で「ため息覚えた」と歌い19歳には触れてないけど、安室奈美恵は「もうすぐ大人ぶらずに子供の武器も使える一番旬な時」と歌った。
正直ボクにはピンとこない。男女の違いなのか。
スガシカオの19歳は
「大嫌いな僕 19歳」
「大嫌いな日々19歳」
「大嫌いな顔 19歳」
「宙ぶらりんな夢 19歳」
「宙ぶらりんな嘘 19歳」
そうそうこんな感じなのだ19歳は・・・
東京に上京し一人暮らしを始めたのがちょうど19になる年。世の中はJリーグブームで湧き上がっていた。世の中が浮かれていて、まさにバブル!
二十歳になっていなかったけど飲めない酒を飲み(飲まされたが正しかったかな)タバコを吸うのがカッコよくて、自分では都会の人になったつもりでいた。
実際は池袋の街中でキャッチセールに引っ掛かり、飲み会のたびに街の片隅にリバースの置き土産、パチンコ屋ら競馬やら一通り大人びたものには手を付けた・・・でも楽しかったのかなぁ。
山形へは盆と正月の数日しか帰省しなかった。大学の長い夏休み、春休みはバイト三昧。なのでShuがあんまり帰ってきたがらないのは責められないのだ。
然したる目標もなくただ日々を過ごす・・・人生にはそんな時間が必要だなんて言うのはカッコいいかもしれないけど、実際はそんなんじゃない。大嫌いな日々、宙ぶらりんな嘘なんだ。
そんな時、野田知佑さんに影響され通学方向と逆方向の電車に乗ってみた・・・19才の秋。
それが今のボクの原点なのかもしれない。