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逃避行 南へ

いつの間にやら暦は4月に入りました。

山形があんまり寒いので・・・・・南国へ逃避行に出掛けた我が家です。

年度末の慌しい中、必死で仕事を片付け、家族とともに仙台空港より沖縄便に乗り込む。今回の旅行は結婚10周年とShuの卒園祝いという建て前なんだけど、毎度のごとく要はちょっと早い夏を先取りしてしまおうという計画である。

当初我が家の旅行計画には、「屋久島」「奄美大島」「九州」はたまた「グアム」なんて候補も上がっていたけど、まだまだRyoが幼いということもあり、子連れで安心できる沖縄本島に決定したと言うわけ。2年前に家族で行っているし、少しばかり土地勘もあるということで、普天間基地問題、沖縄国際映画祭?で何かと話題の沖縄へのドタバタ珍道中となったのである。

予定通り、3時過ぎごろに到着した那覇空港は・・・・・・涼しい~(悲)夏を先取りしに来たというのに滞在中の沖縄は毎日最高気温でも20度くらい。さすがに日差しは強いけど、Tシャツ&短パンじゃちょっと寒いなあ~という感じ。

レンタカーに乗り、とりあえずホテルを目指す。結局チェックインするともう既に夕食の時間である。この一日目が勿体無い。

夕方、明日ツアーを申し込んでいた海遊倶楽部さんから確認のTELが入る。Chiチャンも子どもたちも、そして誰よりもおいらが楽しみにしているシーカヤック&シュノーケルの半日ツアーである。随分前からネットで調べていたんだけど、参加条件が5歳以上とか小学生以上というものばかりで、半分あきらめていたんだけど、海遊倶楽部さんは少人数のツアーということで3歳から参加OK。家族全員ワクワクしながら早めの消灯。

普段どおり6時前に起床する子どもたちのお陰で、早めの軽い朝食をとる。というのも前日のTELでくれぐれも朝食の食べすぎと前日の飲みすぎには注意するようにとの連絡があったからなんだけど。

心配した天気もまずまず。いざ!出発!

いくら沖縄とはいえ、まだまだ3月である。海遊倶楽部さんで貸してもらったウェットスーツ(子どもは二枚重ね)でばっちり決めて海へ。

といったらかっこいいけど、実はRyoがウェットスーツ着るの嫌だと暴れだし、挙句の果ては

「おかあさん、だっこ~」

先が思いやられます(笑)

ガイドのやっさんと奥様はとっても面白く、気さくな方で子どもたちには大人気!Shuなんか「やっさん!やっさん!」と追いかけてるし(爆)

Shu曰く、来年もやっさんに会いにくるのだそうだ。

カヤックにShuとおいら、RyoとChiチャンとやっさんの組み合わせで乗り込み、ヤドカリの島へ。結構Shuのパドリングが一人前になっていることに逆に戸惑うおいら。

洞窟探検した後は、シュノーケルに初挑戦!(つべこべ言わないので写真見てください)

Ryoはずっとカヤック上でお座り状態だったけど、Shuは河童のよう(海だけど)。川での水遊びが専門のShuにとってはちょっと怖い印象があった海。でも沖縄の海はそんな彼を優しく受け入れてくれたようで、自由自在に泳ぎ回る。

おいら自身も初めてのシュノーケリングだったけど・・・・・・めちゃくちゃ楽しい!ChiチャンもRyoそっちのけで楽しんでたみたい。

でもやっさんがおいらたちに最初に教えてくれたことが、沖縄の珊瑚礁は90%が絶滅しているということ。こんな美しい海をいつまでも大切にしたい!という思いは実際にこの目で見たからこそ、強く感じる。子どもたちが大きくなっても、この綺麗な海に潜れるように・・・。

沖縄旅行はその後も続くんだけど、今回のシーカヤックシュノーケリングツアーがやっぱり一番の思い出である。写真を見てはため息をつき、妄想にふける父と母。やっさんにまた会いたい~と騒ぐ子どもたち。もう少し熱は冷めそうに無い(笑)