鳥海山の本当の山頂はこの新山。
過酷なSEA TO SUMMITはゴールしたけれど、まだまだ終わりじゃない現実にもう一度心を引き締めるオヤジたちなのでありました。
4時間かかって登って来たということは、単純に同じくらいまた歩かなければならない訳でありまして。
小屋への荷揚げのヘリコプターが通るたび、乗せでってけねがなぁって正直考えておりました。
実は閉会式は5時から、カヤックの撤収も5時まで。山頂降り始めたのが1時…ギリギリです。
打ち合わせした訳でもなく、自然と年齢で2グループに分かれるのは仕方がないのでしょうか?
おいら達はゆっくりゆっくり下ります。地元のボランティアの山岳会の方が後ろから来て、頑張って下さいって言うから変だなと思ったらまた最後尾だったらしい。
実は登山って登りより下りの方がキツイと思うのはおいらだけでしょうか。
個人的に登りでは足がピーンとならなかったので結構自信がついたのですが、流石に下りでは太ももつりました(トホホ)
でもキツかったのは、若い方のグループも同じだったようで、みんな足つっていたらしい。
ラジオの音が聞こえて「駐車場近い!」って喜んでいたら、登って来たおじさんの携帯ラジオだったりだとか(笑)
でも兎に角オヤジどもは、無事に鉾立駐車場に辿りついたのでありました。
後続部隊はもちろん閉会式にも間に合わず、途中から参加です。
会場は結構盛り上がっているのですが、かなり疲れて正直景品どうでも良いかなぁと言う感じでしたが、うまい具合ににかほ市のお酒二本当たりました。
でも半分死んでたね。みんな。
閉会式終わってから荷物の整理。帰る準備。
やり切った〜っていう感動というよりも、終わった〜っていうのが実感。
この時点で来年は無いってメンバー全員思ってたよね。
先に帰路につくG先輩を見送り、みんなで風呂。日焼けした腕と、強張った足が本当に登ったんだという証拠。
朝からろくなものを食べていないオヤジどもは夜の街に繰り出した。
7人のおっさんが焼肉屋で
「コーラ7杯、ご飯7つ!」
一応子を持つ親の集まりですから、健全です。
アルコールは入っていない筈なのに、気分的には酔った様な感じだったのは一つのことをやり遂げた充実感のせいだったのだろうか。
でも明日は月曜日。気をつけて帰りましょ。ということで解散!!
山形に着いたのはもう少しで日付が変わる寸前でした…
こんな中年になってから、こんなバカなことを真剣にヤレる仲間に出会えたことに感謝です。
2017SEA TO SUMMIT鳥海
O.Y.J.Cメンバー全員無事完走
写真を提供いただいた皆さんありがとうございました。
また小馬鹿くさいことすっべねっす!
追伸
先日、反省会しました。何も反省することありませんでした。みんなあの辛さを忘れた様で来年も出る気70%ぐらいに跳ね上がってましたぞ。
ホントに懲りないオヤジどもです(笑)
完結