Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

オヤジたちは真っ白な灰になったのか

なぜ人は山に登るのでしょう?

なぜ人は競い合うのでしょう?

なぜ人は自分のこころに素直になれないのでしょう?

なぜ人は辛いことをすぐ忘れちゃうのでしょう(笑)

どうにか、中間地点の御浜に到着したO.Y.J.Cのメンバー。

折角登って標高を稼いだのにまた下り、その先でまた登り返しです。

なんと!七五三掛までの制限時間もクリアしてしまいます。時間は既に11時。

朝3時半過ぎに起床し、5時から動き回ってすでに6時間。その間口にしたのは、スポーツドリンクとスニッカーズウィダーインゼリーのみ。

あっアイス食った人もいたっけ(笑)

サングラスで分からなかったけど、実はこのとき既に限界を超えようとしていたSさん。

Sさんも言いたがったべっす。「帰りのごと考えっだんだが?」って。

この後の急な下り、登りは今考えても良く登ったと思います。

O.Y.J.Cでも年代差がありまして、一番の先輩と一番の若手には実は17歳もの年の差があるのです。

その年齢できっぱり別れるもんですね~。途中休憩していると、最後尾のSさんが登ってこない!

残り約1時間、早く登ってしまいたい若者チーム(笑)38才~44才だけど・・・

Sさんを待つという口実で休みたい年寄りチーム。 45才以上。

タイムをチェックするカードをアタック隊(若者チーム)に託し、Sさんを待つことにした年配チーム(おいらもこっち)。

ようやく登ってきたSさんのペースにあわせ、ゆっくり登る。現地のボランティアスタッフがさりげなく無線で連絡。

「最後尾チーム、通過!」

おいらたちが最後尾らしい。途中アタック隊から連絡が入る。

Sさんは行けるのか?大丈夫なのか?と

 

おいらは「大丈夫、待ってでけろ」って言ったけど、上では半分諦めていたらしい。

高校生の頃、真夏の炎天下、当時は水を飲むなといわれながらも必死で走っていた日々が蘇る。

なんの為に登るのか、登った先に何があるのか、自問自答しながら・・・・・・

午後12時50分。O.Y.J.Cチーム最後尾、無事ゴール!

全員で完走!!

・・・・でも、登った先には現実がありました・・・・・・・・・・・・・・

下らねば!

オヤジたちに真っ白な灰になる暇はないようだ。

つづく