いよいよ最後の山のステージ。
言い忘れたけど、今回のSEA TO SUMMITはそれぞれカヤックが海のステージ、バイクが里のステージ?!、ハイクは山のステージって名称になってます。あれだけの標高差を自転車で登って「里のステージ」って詐欺でしょ(笑)
うちらO.Y.J.Cの場合は、前日夜特別な「星屑のステージ」があった訳ですが(爆)
その「星屑のステージ」がかなりの体力を奪ったのか、完全に「山のステージ」をなめていたうちらは、このあと地獄を見る・・・・(笑)
バイクに乗らなかったメンバーは、カヤック後テントの撤収や荷物の回送に回ってもらいました。
みんなの力を合わせて全員で完走を目指すのです!
Bさんが「足ピーン」ってなった時、回送チームがコンビニ行ってアイス食ってたのは知らなかったけど(笑)
Bさん、体力は回復したのでしょうか?
それではゴールを目指し出発!
今回エントリーするにあたってカヤックや自転車はまず道具が必要だし、技術もいるので結構真剣に対策を考えてたんだけど、ハイクは歩くだけだし、何とかなるんでないの~と。
そんな考えが甘かった。たぶんうちらのメンバーでそれ真剣に考えていたのはMOさんだけ。MOさんは唯一鳥海山に登ったことある
経験者だし、自分のペースで一歩一歩刻んでいく。いつになく真剣なMOさんの言葉から焦りだしたメンバーもいたに違いない。
バイク後半乗ったくせに、まだまだ体力有り余るSWさん。アイス食って補給充分なChoさんは前半からかなりハイペース。
だんだん隊列が崩れ、ばらばらに
本気の者、ピクニック気分の者、騙されてきちゃった者色んなメンバーがいます。
明らかにズックの人も若干名。
折角のトレッキングシューズの靴底はがれている人、何十年前のトレッキングシューズを引っ張り出してきた人、それぞれですが、目指すゴールは同じです。
Bさん、実はこの時も「足ピーン」ってなってたとか(笑)
ズックの紐も結ばずに終始ハイペースで進むChoさん。アイスのおかげかな。
それでも天気は最高!
自転車かなり辛かったらしいG先輩。前の晩もMOさんのお世話に疲れたしね。それでもゴールを目指します。
2時間ほど掛けて御浜到着。制限時間・・・・・結構余裕ありました。
Bさんから普段着の人と言われてたYさん。何の何の体力は現役時代を髣髴させる物がありましたぞ~。現役時代見たことないけど(笑)
おいらはと言うと心の中で「ここゴールで良いんねが~」って正直思ってた。そろそろMOさんの焦る意味が分かってきたから・・・。
この時点で制限時間はクリアしていたものの、ここから2時間。しかもここからが急登が続くらしいし・・・。
他にもそう思っていたメンバーは居たと思う。でもみんな言わない。
ここからはおいらの心の中のセリフ。
Bさん、足ピーンってなったの治ってないべ~ (やめるべって言えはぁ)
G先輩、騙されで後悔してっべっす(もう騙されねぞって言えはぁ)
Yさん、ドン〇のズックじゃ不安だべ(安全第一だがら戻るべって言えはぁ)
Sさん、最後尾をマイペースで来てるふりしてるげど、かなりきついべっす(明日仕事だがら無理すねびゃって言えはぁ)
Choさん、ここまで来たのだって充分酒の肴になっべ(早く帰って山形で飲むびゃって言えはぁ)
MOさん、こっからきついの分がってるのMOさんだげだべっす(君たちにはムリだってはっきり言えはぁ)
SWさん・・・・・全然余裕の顔してるし(笑)
そんなことを考えてるうちにみんな荷物を背負い始める・・・・今だべ、言うのは!
MOさん「おれどうせ遅れっがら、先に行ってますはぁ」 MOさん歩きだす・・・・
みんな普段は小馬鹿くさい事ばかり言って、酒ばかり飲んでいるようだけど、やっぱり男、いや漢なのであります!
行きましょ、ここまできたら~。みんなでいっしょに地獄を見ましょ~。
つづく