Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

ゴールのために(その3) 一歩ずつ前に進むべし

いよいよ最後の山のステージ。

言い忘れたけど、今回のSEA TO SUMMITはそれぞれカヤックが海のステージ、バイクが里のステージ?!、ハイクは山のステージって名称になってます。あれだけの標高差を自転車で登って「里のステージ」って詐欺でしょ(笑)

うちらO.Y.J.Cの場合は、前日夜特別な「星屑のステージ」があった訳ですが(爆)

その「星屑のステージ」がかなりの体力を奪ったのか、完全に「山のステージ」をなめていたうちらは、このあと地獄を見る・・・・(笑)

バイクに乗らなかったメンバーは、カヤック後テントの撤収や荷物の回送に回ってもらいました。

みんなの力を合わせて全員で完走を目指すのです!

Bさんが「足ピーン」ってなった時、回送チームがコンビニ行ってアイス食ってたのは知らなかったけど(笑)

Bさん、体力は回復したのでしょうか?

それではゴールを目指し出発!

今回エントリーするにあたってカヤックや自転車はまず道具が必要だし、技術もいるので結構真剣に対策を考えてたんだけど、ハイクは歩くだけだし、何とかなるんでないの~と。

そんな考えが甘かった。たぶんうちらのメンバーでそれ真剣に考えていたのはMOさんだけ。MOさんは唯一鳥海山に登ったことある

経験者だし、自分のペースで一歩一歩刻んでいく。いつになく真剣なMOさんの言葉から焦りだしたメンバーもいたに違いない。

バイク後半乗ったくせに、まだまだ体力有り余るSWさん。アイス食って補給充分なChoさんは前半からかなりハイペース。

だんだん隊列が崩れ、ばらばらに

本気の者、ピクニック気分の者、騙されてきちゃった者色んなメンバーがいます。

明らかにズックの人も若干名。

折角のトレッキングシューズの靴底はがれている人、何十年前のトレッキングシューズを引っ張り出してきた人、それぞれですが、目指すゴールは同じです。

Bさん、実はこの時も「足ピーン」ってなってたとか(笑)

ズックの紐も結ばずに終始ハイペースで進むChoさん。アイスのおかげかな。

それでも天気は最高!

自転車かなり辛かったらしいG先輩。前の晩もMOさんのお世話に疲れたしね。それでもゴールを目指します。

2時間ほど掛けて御浜到着。制限時間・・・・・結構余裕ありました。

Bさんから普段着の人と言われてたYさん。何の何の体力は現役時代を髣髴させる物がありましたぞ~。現役時代見たことないけど(笑)

おいらはと言うと心の中で「ここゴールで良いんねが~」って正直思ってた。そろそろMOさんの焦る意味が分かってきたから・・・。

この時点で制限時間はクリアしていたものの、ここから2時間。しかもここからが急登が続くらしいし・・・。

他にもそう思っていたメンバーは居たと思う。でもみんな言わない。

ここからはおいらの心の中のセリフ。

Bさん、足ピーンってなったの治ってないべ~ (やめるべって言えはぁ)

G先輩、騙されで後悔してっべっす(もう騙されねぞって言えはぁ)

Yさん、ドン〇のズックじゃ不安だべ(安全第一だがら戻るべって言えはぁ)

Sさん、最後尾をマイペースで来てるふりしてるげど、かなりきついべっす(明日仕事だがら無理すねびゃって言えはぁ)

Choさん、ここまで来たのだって充分酒の肴になっべ(早く帰って山形で飲むびゃって言えはぁ)

MOさん、こっからきついの分がってるのMOさんだげだべっす(君たちにはムリだってはっきり言えはぁ)

SWさん・・・・・全然余裕の顔してるし(笑)

そんなことを考えてるうちにみんな荷物を背負い始める・・・・今だべ、言うのは!

MOさん「おれどうせ遅れっがら、先に行ってますはぁ」      MOさん歩きだす・・・・

みんな普段は小馬鹿くさい事ばかり言って、酒ばかり飲んでいるようだけど、やっぱり男、いや漢なのであります!

行きましょ、ここまできたら~。みんなでいっしょに地獄を見ましょ~。

つづく