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ヤマメに会いにいきます

入梅したというのに、一向に雨が降らず、気温も高くならない今日この頃。

暑いとイワナが釣りたくなるおいらは、ヤマメに会いに行きました。

雨が降っていない割りに、水量は多くしかもダムの放水でもあったのか、笹濁り気味。それでも丁寧にポイントにフライを流すと、パシャッと魚の反応。

最近釣りビジョンばかり見ているので、魚の釣れるイメージ練習はバッチリなのだが、如何せんこちらの川は漁協も無い魚影の薄い川である。ここで食うだろうという所で、何事も起きずに時間ばかりが過ぎていく。

この日もいつものように朝の短い時間限定の釣行なので、目ぼしいポイントだけに絞って、釣り上がろうと思うんだけど、一向に魚の反応が無いので小場所も丁寧に流す。

開けた流れに出ると、ライズ発見。俄然ヤル気が出てくる。でもライズしてるのは明らかに小さいサイズ。しかも何を食べているのか分からない、単発のライズだ。

最初に流したのはブラックボディのCDCカディス、#14番。何投目かにフライを見に来る魚の姿が見えるが食ってこない。そこでフライチェンジ。水面直下を狙うべく、フローティングピューパ。でもフライが流れた後にライズする始末。

そこでブラックアントの#16番の出番。ライズがあった場所より下流でいきなりフライにアタック。しかも明らかにさっきからライズしているのよりデカイサイズ。ところが咥えず(涙)

でも何投目かにその上のライズしていた魚を釣り上げる。サイズは・・・・イマイチ。

でもきれいなヤマメに会えました。

その後はニンフを流したり、と色んな事を試みるもサイズアップはならず、チビヤマメとチビウグイ、そしてこの日のビッグワン24cmのウグイ(引きも一番面白かったかも 笑)で納竿。

ふと流れに目をやると、季節は夏の川に。近頃少し生意気になりつつある長男にそろそろ釣りを教えようかと思う今日この頃。どこのポイントだったら良いだろうと頭の中で考えてみる。

考えてみるとこの川とともにおいらの釣り人生があるといっても過言ではない。小学校の頃、フナ釣りしか知らなかった頃に初めて親父に連れられて渓流釣りに来たのもこの流れだし(ヤマメは釣れなかったけど)、今はもう無くなった深いプールでは泳いだり、カジカ突いたり。フライで初めて釣ったヤマメもイワナもこの川で出会った。

こどもが生まれてからも、初めてのドライブはこの川の上流のダムまで。プールや海に行く前にこの川で水遊びをやったっけ。

もう少しで夏休み。魚が触れない彼にもう少し男になってもらうべく、この川の流れに連れて来ようと思う。麦わらぼうしを忘れずに・・・。