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日食釣行

みなさん金環日食はご覧になりましたか?

おいらの住む山形は完全な金環とはいかずに、部分日食だったようですが、TV各局では朝から大騒ぎでSM○Pまで生出演だとか(笑)

では「釣りキチ三平」に皆既日食の際に魚たちが凄まじいライズを繰り返す場面があったのを覚えている方はいるでしょうか?そうです。この金環日食の日、偶然にも平日休みだったおいらは意気揚々と釣りに出かけたのでありました。

ところが一日釣り三昧を目論んでいたところ、人生そうそう甘くはないもので午後から仕事が入ってしまったので(涙)泣く泣く向かった先はいつもの川。

ポイントに着いたのは5時30分。まだ日食も始まっておらず、いつもと同じ川の様子。でもやっと周りの山々も芽吹き、初夏の趣。そんな中警戒に釣り上がる。しかし何の反応もなく時間ばかりが過ぎていく。いつものプールに出ると単発ながらライズを発見。でも見るからにサイズは小さそう。でもことごとくフライを無視され・・・・今回は今シーズン初のボーズかなあと覚悟しながら、丹念に流れにフライを流す。

すると7時近くになると明らかに日食が始まったらしくあたりは夕暮れのような雰囲気。しかし川面は・・・・変化なし。

7時39分。山形で最も太陽が隠れる時間。あたりの様子は夕暮れとも違う、どちらかというとセピア色の世界。そんな状況でも魚たちの狂ったようなライズは結局見られず、次第に日の光は通常の光へ。

そこで時間もないので、単発でもライズが見られるプールにポイントを絞り、フライをローテーションしながらライズしている魚を狙う釣りに変更。

すると狙ったポイントとは違う思いがけない場所からかわいいヤマメが飛び出した。

早速何を食っているのか調べてみると、クロカワムシやストーンフライのニンフ、ユスリカの他にも結構大きめのメイフライも食べている。そこでブラウンのCDCダンにフライチェンジしての一投目。

明らかに先ほどのヤマメよりもサイズが良いのがフライを咥える・・・・が合わせ損ねる。

その後同じ流れに丁寧にフライを流すが、完全にフライを無視しライズを繰り返す。

時間もないので退渓場所まで下りながら大場所にフライを流す。すると出ました、本日の2匹目。

時計を見ると・・・・やべっ早く帰らなきゃ!

期待したライズの嵐は見られなかった残念な釣行だったけど、未だボーズ無し記録は更新中である。

車に戻りウェーダーを脱いでいると今年初めてのハルゼミの声・・・・初夏が来た!