2月14日の今日はバレンタインデー。最近は小学生でも知っているバレンタインデー。でも明日2月15日が涅槃会（お釈迦様が亡くなった日）ってことは大人でも知らない人が多い（笑）
おいらが小学校の頃も今ほどじゃないけど、確かにバレンタインデーってものは存在して学校側では
「学校にチョコを持ってこないように！」
なんて注意をしていたっけ。それでもモテルやつは放課後こっそり渡されたりして密かに愛のこもったチョコを味わっていた訳である。でもおいら自慢じゃないけど小学校の頃バレンタインデーにチョコを貰ったという記憶がない。今みたいに義理チョコなんてものも無かったのでホント一個も貰ったことがないのである。
ところが今日家に帰ると、リビングの机の上に無造作に置かれた紙袋が1つ、2つ・・・。ここだけの話だが（笑）全部Shuが同級生に貰ったチョコなのだそうだ。厳密に言うと、従兄弟とかを抜かせば貰ったチョコの数は計4個。しかも手作り（最近の小学生はすごいね）。中でもShuの隣の席のSちゃんは、大本命なのだそうで（Chiちゃん曰く）夕食後、ほっぺたを真っ赤にさせながら無邪気に親の前でそのチョコにかぶりつくShuのあまりにも幼い姿を見て、親二人は思わず笑ってしまったのである。
伏線はちょうど1週間前、スキーに行ったとき、ChiチャンとShuがリフトに乗ってコソコソ二人で秘密の話をしていた時に始る。おとおさんには内緒だよというその話は、クラスで誰が好きなのか、そしてバレンタインデーにチョコを貰えるかという話だったらしい。ChiチャンもShuもそのことに関しては、珍しく口が堅く絶対おとおさんには内緒、秘密の一点張り。ところが先日授業参観に行ったときのChiチャンが撮ってきたビデオを見たとき、いつもは鈍感なおいらのアンテナがピピッときた。
だって隣のSちゃんとの距離ちょっと近すぎだろってことである。先日「おとおさん秘密の話わかっちゃった～」と好きな子はSちゃんでバレンタインデーにチョコ貰えるかどうかのはなしでしょと二人にぶつけてみる。
ビンゴ！
何でわかったの～と二人。
Chiチャン曰く、「案外Shu学校でもてるらしいのよ」「おとさんとちがって（笑）」
おいら「あんなにおちゃらけて、体ばっかり大きくて～」
Chi「学校では女の子にめちゃくちゃやさしいらしいのよ」「おとおさんとちがって（笑）」
確かにクラスのお母さん達に会うと、決まって「Shuくんってやさしいよね～」という言葉は何回か聞いたことはあったけど、そこは多分に社交辞令的なものかなあと思っていたが違ったらしいのだ。
実際、ある雨の日に、あるお母さんが自分の子を学校まで迎えに行った際にひとりの女の子に送っていこうかと声を掛けたら、Shuがおもむろに
「大丈夫です。〇〇ちゃんはボクが責任持って送っていきますから」
と男らしく答えたとか（笑）
まあ何にしろ他の人にやさしく出来るというのは良いことだ。家ではRyoに意地悪で、泣き虫なおにいちゃんだってことはSちゃんには内緒にしておこう。ちょっとうらやましいぞ息子よ。（おとおさんは今年もでんろくのピーナッツチョコだったぞ。毎年こればっかりです。）
未だに自分の息子がモテルなんて信じられない親父の戯言でありました。
