Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

GWキャンプin羽黒山

すっかり放置状態に成ってしまっていたブログ。気づいたら一月以上ほったらかしでした(笑)

でこの間忙しいながらも数回の釣行を試みるも未だにボウズ続き(涙)

だから記事アップ出来なかった訳ではありませんが(苦笑)

GWに家族4人では初となるキャンプに行ってきたのでまとめておきます。遅いって言わないで。

今年のGWは珍しく晴天続きとなりました。

我が家が目指すキャンプ場は「羽黒山キャンプ場」!山形市内からは月山を越えて向います。絶好の行楽日和で月山は神々しく光り、あたりの山々は新緑の萌黄色がもこもこって感じです。何気にこの季節が一番好きかも。

プレ君キャンピングバージョンに荷物を満載し、最初に向ったのが本道寺釣り道場!

たのも~!

と勇ましくShuと二人で竿を出したものの、みごと撃沈!

気分を変えてお昼は西川町間沢にある山菜料理屋「出羽屋」と思ったら、駐車場は車、車、車!店先には人、人、人!どうやら甘く見すぎていたようで、ネットや情報誌の宣伝効果かここ間沢の山菜料理屋は県外客にほぼ占領状態。仕方なく道の駅の食堂で、山菜天ぷらを食べる。

道場破りの散々たる結果と昼食の失敗で予想外に時間を食ってしまった我が家はノンストップで羽黒山を目指し、無事3時にキャンプ場に到着。

初めて訪れた「羽黒山キャンプ場」だけど、この時期にしては静かな込み具合。そして何よりサイトが広い!我が家の小川コルティーレは所謂前室がリビングのように広いロッジドーム型なので、場所によってはサイトギリギリになってしまうことが多かったんだけど、ここはそのほかにリビングシェルやタープを張っても余裕の広さ。そして隣のサイトとの距離感も十分に取ってあり、オートサイトなんだけど窮屈感は皆無である。

また事務所となっている休暇村のスタッフの対応も親切で、Chiチャンが朝浴室のドレッサーとドライヤーを借りたい旨を伝えるといつでもどうぞとの事。(通常お風呂利用は500円取られる)

暗くなる前に今回の(キャンプの時だけはいつもですが)シェフであるおいらは早速夕食の準備に取り掛かる。でもそこは男飯なのであまり手の込んだことはしないんだけど、今回のメニューはごはん(笑)、肉(笑)、ダッチオーブンを使ってのラタトウイユ?自分でも上出来だと思ったんだけど・・・・子供たちにはトマトの味が不評で肉ばっかり食ってました。

夕食の後みんなで焚き火をしてあったまり、休暇村のお風呂へ。

子どもたちは昼間からのテンションのお陰ですぐに熟睡。

久しぶりにChiチャンと一緒に焚き火をいじりながら、コーヒータイム。焚き火を前にすると、饒舌になれるおいらは(普段家では聞き役が多いんだけど)、家庭のこと、子供たちのこと、子育てのこと、そして子供たちのこれからについて話が尽きない。ちょうど薪が切れたのを区切れとして寝袋に潜り込む。

「おとおさん・・・」

夜中に突然Chiチャンに起こされる?寝ぼけてるおいらは訳が分からずに再び夢の中へ。翌朝聞くと夜中トイレに起きたら、夜空一杯の星が素晴らしく、教えたかったのだそう。えっそれは見たかったなあ~。自分の眠りの深さが恨めしい(笑)

結局朝まで一眠りの我が家の息子たちは朝から元気一杯にキャンプ場を走り回るのだった。

朝食の準備中、元気いっぱいの怪獣たちには仲良くキャンプ場探検に行ってもらい(笑)、ホットサンドとスパニッシュオムレツの朝食を作る(もちろんシェフはおいら)。久々に張った小川コルティーレを眺めながら、なんだか撤収するのがもったいないと感じるおいら。やっぱキャンプは連泊しないと・・・

朝食後撤収の前にみんなでキャンプ場内を散策。早い方はもう既にチェックアウトしてるんだけど、本日の予定は風任せ~な我が家はのんびり新緑を愛でる。と頻繁にアゲハに似た蝶が飛んでいる・・・多分ギフチョウ。タラの芽あるし・・・採りませんでしたが。鶯の声に耳を傾けゆっくり深呼吸・・・やっぱりキャンプはいいなあ~。

その後家族みんなで協力し、撤収作業。10時にはキャンプ場を後にする。で何処にいこうか決めたのは休暇村周辺の散策路。たぶんお昼寝も近いRyoをベビーキャリアに乗せていざ出発!

お昼近くになったので、とりあえず羽黒山参拝口の方面に向う。またまた山菜そばなんかで腹を満たしていると・・・Ryoが昼寝。しかたがないのでChiチャンとRyoだけ車でドライブしながら、羽黒山山頂まで先回りし、おいらとShuふたりで羽黒山の2500段の石段にチャレンジすることにする。

ちなみに羽黒山とはこういうところ

山形県中西部、出羽(でわ)山地西部の丘陵性の山頂一帯をさす。標高414メートル。鶴岡(つるおか)市と東田川郡庄内(しょうない)町にまたがる。新第三紀の泥岩、頁(けつ)岩からなり、南部では月山(がっさん)の泥流がのる。西側の祓(はらい)川、東側の立谷(たちや)川の谷が丘陵を深く刻み、南北に長い地塊状を呈す。月山、湯殿山(ゆどのさん)とともに出羽三山と称し、古くから羽黒修験(しゅげん)の霊場として繁栄してきた。山頂付近に出羽神社が鎮座し、月山神社湯殿山神社をあわせた三神合祭殿がある。広大な境内には国宝の五重塔羽黒山修験本宗の本山荒沢(こうたく)寺など神仏習合時代の名残(なごり)をとどめる建造物や旧跡が多い。また国の重要文化財の梵鐘(ぼんしょう)、銅鏡を収めた出羽三山歴史博物館もある。西麓(せいろく)の手向(とうげ)は羽黒山の門前集落で、重要文化財の黄金(こがね)堂があり、現在も40近い宿坊が軒を連ねる。手向からの表参道は約1.7キロメートル、樹齢300~500年の特別天然記念物の杉並木が続くなかを約2500段の石段を登って山頂に至る。手向から山頂までの有料道路もあり、さらに山頂から月山八合目までの自動車道路が通じ、夏季は定期観光バスが運行される。磐梯(ばんだい)朝日国立公園の一部で、南麓にはスキー場や休暇村、温泉などがある。

最初は張り切っていたShuも途中からはひーひー言い出して、休憩ばっかりしながら登ったんだけど、彼の無邪気なお喋りが周りの人たちをも和ませることに

なろうとは。

とにかくShuは声がデカイ。体もデカイ。だけど中味はまだまだ幼く、最近26キロ超えたのに時々「抱っこ~」なんて言うのである。で階段上りながら、デカイ声で

「あっあのすぎのきは、三番めにおっきい。」

「きのパワーをもらうんだ~」

「あ~そばしか食べてないからパワー切れる」

と口は休むことを知らない。途中から一緒になったお姉さん方も最初は「くすくす」、でも最後の方は「あっはっは~」って感じであった。

途中茶屋で休憩しオロナミンCで栄養補給してるとChiチャンから電話が・・・Shuはまたまた茶屋で休んでいる人みんなに聞こえるようなデカイ声で

「おかあさん いまね おろなみんし~どりんく のんでるからあとすぐにつくから」

「おろなみんし~どりんくっておいしんだよ しってた~」

「おろなみんし~どりんく またのみたい」

当の本人は周りのみんながなんで笑っているのか解らなくて不思議そうな顔をしてたけど・・・息子ながら天然だ~と思った父なのでした。

最後の鳥居が見えてきた時点で、

「最後だから競争しようぜ~」とおいらがいうと

「えっもうあそこで終わりなの~じゃ・・・・・・・抱っこ!」

なんでやねん!

げんきはつらつ~ おろなみんし~どりんく!

でもそんなかんなで無事石段を登りきったShuは満足そうに車の中で寝ていた。帰りはあえて高速使わず、ドライブインや道の駅で寄り道しながら帰路につく。夕飯はこどもの日ということで、Shuの希望の「かっぱずし」。一時間ほど席待ちをして念願のかっぱずし初体験。

帰宅後、玄関に迎えにきたじいさんばあさんに

「Shu どごさいってきたのや?」

と聞かれ、開口一番

「かっぱずし!」

といわれた日にゃ・・・悲しいなあ~(涙)