最近やたらと何かにつけて聞く「エコ」という言葉。
いわゆる地球に優しいとか、省エネなんかと同義語なんだろうけど疑問に思うことが多々ある。
地球温暖化や化石燃料の枯渇なんていう地球規模の問題に対する現在の人類の出した答えが「エコ」なんだろうけど、どうも天の邪鬼なおいらはエコという名の免罪符を掲げた商業主義の匂いがプンプンする気がしてならない。
家電のエコポイント、エコカー減税、エコ換え？ 全て景気悪化で苦しむ自動車産業や家電産業のための政策にしか見えないのだ。
確かに車一つを考えてみると、一頃のブームであった大排気量のクロカンを毎日ぶんぶん乗り回すよりは、最新のハイブリッドカーに乗った方が消費される燃料と撒き散らすＣＯ２の量は雲泥の差なんだろうけど、某ＣＭのセリフにあった「まだ乗れるけど…」というのはどうかなあと思うのだ。おいらは古いけど大事に乗り続けることもエコじゃないのと思う。
減税にしたって購入の際の取得税と重量税が減免されるわけで、毎年の自動車税が軽減されるわけじゃないんですよね（違ってたらゴメンナサイ）
要はエコという名の免罪符を掲げ、新車購入を増やし自動車産業を潤し…結果そのツケが新車購入してない人たちにも税金という名の下課せられる。そんなからくりが感じられるのだ。
まあ偶然にも今クルマの買い換え時期でどうせ買うならハイブリッド！っていう人も居るだろうけど、おいら的にはいくら減税、エコ換えなんて声高に叫ばれてもお気に入りのクルマを手放す気はないし、資金もない（笑）。
最後の理由が最大の理由だったりするのですが、結局国の借金をますます増やす一方の政策多すぎます。マジで将来的に心配です（この世にはいないかもしれませんが…爆）
