Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

GW企画メインイベント! ボクたちのキャンプ!!

「たのも~!」

山には新緑が眩しく、所々に淡い山桜の桃色が浮かび上がる。穏やかな日差しの中、腰にオービスと清流丸を指した子連れの浪人が道場の門を潜った・・・

って終わりかよ!

初の家族四人でのキャンプの日を迎えたおいらは朝から興奮気味。誰がなんと言おうとおいらが一番浮かれている(笑)

目指すは「羽黒山キャンプ場」。心配された天気もまずまず。で最初に訪れたのが「本道寺釣り道場」。Shuと二人で道場破りに勇んで乗り込んだものの、無残に返り討ちに(涙)。ホントにおいらのボウズ状態は深刻なようで、冷静に判断が出来なくなりつつあるみたい。

気分を変えてお昼は西川町間沢にある山菜料理屋「出羽屋」と思ったら、駐車場は車、車、車!店先には人、人、人!どうやら甘く見すぎていたようで、ネットや情報誌の宣伝効果かここ間沢の山菜料理屋は県外客にほぼ占領状態。仕方なく道の駅の食堂で、山菜天ぷらを食べる。

道場破りの散々たる結果と昼食の失敗で予想外に時間を食ってしまった我が家はノンストップで羽黒山を目指し、無事3時にキャンプ場に到着。

初めて訪れた「羽黒山キャンプ場」だけど、この時期にしては静かな込み具合。そして何よりサイトが広い!我が家の小川コルティーレは所謂前室がリビングのように広いロッジドーム型なので、場所によってはサイトギリギリになってしまうことが多かったんだけど、ここはそのほかにリビングシェルやタープを張っても余裕の広さ。そして隣のサイトとの距離感も十分に取ってあり、オートサイトなんだけど窮屈感は皆無である。

また事務所となっている休暇村のスタッフの対応も親切で、Chiチャンが朝浴室のドレッサーとドライヤーを借りたい旨を伝えるといつでもどうぞとの事。(通常お風呂利用は500円取られる)

暗くなる前に今回の(キャンプの時だけはいつもですが)シェフであるおいらは早速夕食の準備に取り掛かる。でもそこは男飯なのであまり手の込んだことはしないんだけど、今回のメニューはごはん(笑)、肉(笑)、ダッチオーブンを使ってのラタトウイユ?自分でも上出来だと思ったんだけど・・・・子供たちにはトマトの味が不評で肉ばっかり食ってました。

夕食の後みんなで焚き火をしてあったまり、休暇村のお風呂へ。

子どもたちは昼間からのテンションのお陰ですぐに熟睡。

久しぶりにChiチャンと一緒に焚き火をいじりながら、コーヒータイム。焚き火を前にすると、饒舌になれるおいらは(普段家では聞き役が多いんだけど)、家庭のこと、子供たちのこと、子育てのこと、そして子供たちのこれからについて話が尽きない。ちょうど薪が切れたのを区切れとして寝袋に潜り込む。

「おとおさん・・・」

夜中に突然Chiチャンに起こされる?寝ぼけてるおいらは訳が分からずに再び夢の中へ。翌朝聞くと夜中トイレに起きたら、夜空一杯の星が素晴らしく、教えたかったのだそう。えっそれは見たかったなあ~。自分の眠りの深さが恨めしい(笑)

結局朝まで一眠りの我が家の息子たちは朝から元気一杯にキャンプ場を走り回るのだった。

つづく