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最上川まったり紀行

いよいよ3連休が始まりました!とは言ってもいつものごとく我が家は半分くらいの休みですが・・・。

今日は生憎の雨。しとしと降る秋らしい雨にやっと季節の変わり目を感じるおいらです。しか~し雨というのはいただけない。どこに遊びに行けば良いのやら・・・と前の日から考えていたおいらは、雨が降っても困らない久しぶりの「まったり紀行」を計画した。今回はメインを「鮎を食らう!」に決定!(独断ですがなにか)だけど決して鮎釣りに行くわけでもなく、川遊びをするわけでもなく、ひたすら「ぶらり途中下車の旅」のごとく、山形を放浪しようというものである。まあガソリンが高い昨今はちょっと燃費が気になるけど、雨だから仕方ない(涙)。

「鮎を食らう」のは、山形は西置賜郡白鷹町「あゆ茶屋」である。朝日連峰の麓を流れる最上川に仕掛けられた日本一の簗場で有名なここは、いままでも何度も訪れたことがあるんだけど、家族4人では初めて。まっすぐにここを目指せば山形市内からも40分くらいで着いちゃうんだけど、今回は最上川まったり紀行なので、自宅から一旦北上し、大江町左沢(あてらざわと読みます)から最上川沿いに走るR287号を南下し川を遡りながら、途中に面白そうなところがあれば観光気分で楽しんじゃおうという目論見。三度の飯より(古!)川が好きなおいらの独断と偏見の計画なのはバレバレなんだけど、家族みんな「雨だから仕方ないね~」ぐらいの気持ちである。

左沢の道の駅付近で久々に最上川の雄姿を拝み(今年は下ってないのです)、気分はカヌーツーリング!妄想の世界を行ったり来たりしていると、まずRyoがお昼寝タイム。続いてShu。最後にはChiチャンまで(笑)。確かに信号はない、車は走ってない、R287号は最高のドライブコースだからね~。じゃ勝手に寄り道・・・・ということで朝日町で最上川に流れ込む朝日川の様子を拝見に。こちらは釣りの下見(今年は無理かなあ)。途中道路沿いに車が数台止まっている。何人か川に入っている気配においらの釣りの虫はウズウズしだす。そんな時いつの間にか起きてたChiチャンが「コンピニ~?」と大笑い。見ると道路沿いの所謂直売所の看板に目が止まる。コンピニの文字の脇にはバカ殿らしき漫画がそしてふきだしには「かってちょんまげ~」の一言!二人で大笑い!

今度はぜひ寄ってみよう。Asahi自然観に着いても子供たちは熟睡状態。大人二人で車の中からダチョウ見物(爆笑)。来た道を引き返しながら川に目を凝らしてると、

「ここって釣りできるの?」とChiチャン。

もちろんバリバリのポイントだよというと、

「釣れる人にはでしょ!」の一言(悔)

相変わらず的を得た答えだ。悔しいけど。

その後も最上川を右手に見ながらのドライブが続く。子供たちを起こし、あゆ茶屋にて昼食。生憎簗場には鮎がかかってなかったけど、いつものごとく塩焼きをおいしく頂いた。

フラワー長井線にて赤湯を目指そうかと思ってみたけど、電車は行ってしまったばかり、次の電車までは1時間以上掛かるので断念。赤湯経由で高畠を目指す。

途中シーカヤックをカートップしているアウディとすれ違う。(羨ましい!)

「ああいう風に車に乗せれるんだね~」とChiチャン。

リジット艇だからああやって運ぶしかないんだよというと、

「おとうさんもああやって運べば~」

えっ買ってもいいんですか~とおいら。

「自分で貯めたお金でね~」

悔しいけど、的を得ているのだ。

高畠では「ひろすけ記念館」に。ここは高畠出身の童話作家浜田広介の記念館。「泣いた赤鬼」とか「りゅうのめのなみだ」を書いた人である。我が家は結構ここが好きで訪れているんだけど、今回は子供たちと一緒にゆっくりスライドなんかを見る。どこか不思議な世界観があり、とてもやさしい気持ちになるひろすけ童話はShuもお気に入り。おいらも何度も絵本を読んであげているうちに話の奥深さに引き込まれている。

帰りはR13号をひたすら北上。運転手はChiチャンと交代。おいらは後部座席で爆睡し気づいたらうちに着いてる有様である。

いやはやほんとにまったりでした。おそまつ