Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

ボクだけスキーに連れてって

おとうさん しごとおわった~。

日曜日は朝ちょっとだけ仕事があり、それが終ったらスキーに行こうと約束していたので歯を磨き終わるたび、トイレから戻ってくるたび、Shuのこの言葉を何度聞いたことか。

前夜、恒例(?)のロフトキャンプで遊びモード全開の彼は早くスキーに行きたくて仕方が無いのだ。しかしこの日はあいにくの天気で朝からかなり吹雪いており、里でこのぐらい降っているんだから山はすごいことになっているだろうと予想はついていたのだが、Shuの意気込みに半分後押しされて11時過ぎに荷物を車に詰め込むと一路、蔵王ライザスキー場を目指した。でもあまりの天候のためChiチャンとRyoは家で留守番となった。

スキー場につくと案の定ガスで視界が悪く、午前中から来ている車は駐車場で半分雪に埋もれている状態。さすがのおいらもちょっと気が乗らなく、まあ2,3本滑ったら帰ろうか とShuに相談し(納得させ)リフト券売り場に向かった。

リフト券を買っていざ滑ろうとすると大変なことに気付く。

滑らない~

そうワックスをかけずにやってきた僕らの板は降り積もったばかりの雪がしつこくくっつき、まったく滑らない。去年はShuは買ったばかりの板だったし、おいらの板も2シーズン目でまだまだピカピカだったので、ワックスかけなくてもそれなりに滑っていたのが、逆に油断する原因となったのである。急遽昼ご飯を食べた後、余計な出費でワックスを買い(トホホ)滑り再開。

すると先までの事がウソのようにすべるすべる! 改めて手入れの大切さを実感したずぼらな父でありました。

でも今回も昨シーズンと同じようにShuは、相変わらず蟹股でボーゲンの形がつくれない。足を開くと逆ハの字になり、またさき状態になってしまう。結局のところ今回も「ボーゲンヘルパー」に頼り、どうにか滑りを楽しんだ。

もリフトに乗っているとき、スクールに入っているお兄ちゃんたちを見て、「今度Shuもスキー学校に入って、先生に教えてもらう?」と聞くと「うん、入る」の返事。ホントかウソかは分からないが次回はちょっとスクールに頼ってみようと考えている軟弱な父でありました。

でも天候は一向に回復せず、視界はますます悪くなるばかり、結局2,3本のつもりが、5本ぐらい滑って今シーズン最初のスキーは終了。次回はもっと天気のいい日に家族みんなで来ようね ということで帰路についた。

ところがスキーを外し、駐車場に向かった途端にガスが晴れ、青空が・・・・

これもお父さんの日頃の行いが悪いからかなあ・・・

スキーの技術は上達していないShuでしたが、今回は初めて駐車場からスキー場まで自分のスキー板を持っていくことが出来ました。帰りなんて息子にはあまい父が、つかれてるのを見かねて「もってってやるぞ」というと「いい じぶんでもってく」の一言。歩きづらいスキー靴で無事、車にたどり着いたときには、どちらからともなくハイタッチ。

うちではおとうとに意地悪したり、おかあさんにだっこをせがむ、Shuだけど少しづつ成長してるんだなあ~。

がんばれ おにいちゃん!