Our Base Camp!

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続々 OYJC古の道をゆく 静寂の沼のほとりで朝ごはん

ようやく念願の不動滝が木々の隙間から顔を出した! 午前7:17

その清冽な流れは、汗だくになったオヤジどもの心も体も癒してくれたのだった。

ところが、休憩していると汗のにおいを嗅ぎつけて虫たちが群がってくる。追い払っても追い払ってもまとわりついて来る虫たちに閉口しながら、この先進むか、戻るか考える。

ここからドッコ沼までは30分。往復で考えると60分である。下山の体力を考えると微妙な感じ。

Bさんが

「釣りキチパパさんが戻るっていえば、おれ戻ってもいいけど・・・」

なんて言うものだから益々悩んでしまう。

ところがそんな心配をよそに、ChoさんとMAさんはすでにドッコ沼に向けた道を進んでしまっていたのだった。

よし!行こう!

おいしいご飯が待っている!

これまでに比べたら比較にならないほど楽ななだらかな道を進むこと約30分。

本日の頂上、ドッコ沼(五合目)到着! 午前8:07

先に着いていたBさんとChoさんは早速朝ごはんの準備に取り掛かっており、雨の降る中、朝ごはんの宴の開宴である。

Bさん、次回は各自一合づつ持ち寄りましょう。

おいらはというと、参戦表明が前日の夕方だったこともあり、朝立ち寄ったコンビニで食材調達。

一品目はじゃがりこ潰して、お湯を入れてかき混ぜる、なんちゃってハッシュドポテト

皿はオサレにふきの葉を調達。

もう一品は焼きチーかま・・・超手抜き(笑)

Choさんはなんと生卵持参! その場で目玉焼きを焼いてくれる。

MAさんは、途中採取したミズのおひたし、そしてダシ。

Sさんはレトルトカレーを湯煎して。

MOさんは、さんまの蒲焼だったかな。

とにかく豪華な朝食とあいなった。

待つこと20分! Bさんが背負ってきてくれた白米が炊き上がる!

いただきマース!

心なしか雨が強まり、相変わらず虫たちはまとわりつくがそんなことも気にせずに、食す。

まさしく「食らう」という言葉がしっくりくる食いっぷりである。

実は我々OYJCはオヤジキャンプ友の会という名前ですが、いざキャンプ本番になると酒が入っているせいか、すぐ食べられるもの、片づけが楽なものに走りがちである。

まあMAさんは用意周到にいつも小粋な料理を準備してくれたり(湯豆腐とか)、Sさんはさり気なくオサレな料理を出してくれたり(アヒージョとか)、MOさんは山で鍛えた男料理を振る舞ってくれたり(チーズフォンデュとか)とかはあるけど、この日は思いがけないキャンプ飯となった。

最初流石に、40を超えたオヤジたちなので、1人一合は多いかななんていう心配は杞憂に終わり、全て完食!

こんなうまい朝飯は食ったこと無い。

食後にはChoさんの挽きたてコーヒーをご馳走になり、心も体も満足。

つい数日前、山行こうって決まってこんな風に集まってワイワイやれる仲間がいること、感謝さんなねなあ。

さあ、戻ろう、重い腰を上げたのが既に午前9:30頃。

その後も雨は降ったりやんだり。そのせいで丸太橋は行きよりもスリリング(笑)

濡れた落ち葉に、ぬかるんだ泥に、足をとられ何度転んだことか。

しりとりなんて何年ぶりにしただろう?しかもオヤジたちしかいないのに(笑)

でも大きな怪我も無く、無事スタート地点に戻ったのはちょうどお昼ごろ。

予想よりも練習という割には過酷な山行ではありましたが、我々のホントの実力を知るにはちょうどよかったのかも。

朝日にも行きたいとか、飯豊に行きたいとか言う前に基礎体力つけないとと感じたのはおいらだけではないはず。

さあ夏本番、どちらの山が我々を呼んでいる?