今シーズン最後の釣行は寒河江川キャッチアンドリリース区間へ。
朝からの雨。でも昼には上がる予報を信じ、山形自動車道を月山方面へ。
雨に濡れた紅葉した木々の葉が朝日に光る。途中の温度計は15度。雨は止まない。
大井沢の集落に入るとすでに晩秋の気配が漂う。橋を渡り対岸のペンションにて遊漁券を購入し、ご主人に最近の川の状況をお聞きする。やっぱり伝承館前がポイントとのこと。
はやる気持ちを抑えながらキャンプ場へ到着。準備の間も雨は時折激しく降り続ける。
釣り人はちらほら。目の前の流れを眺めながら、まずはタバコを一服。
ヘアズイヤーニンフを結び、マーカーを取付ける。
太い流れの中に第一投。イメージ的には、マーカーがあらぬ方向に引き込まれ、少し間をおいて合せる。ニジマスの暴力的な引きをいなしながらランディング…。
なんてイメージトレーニングはバッチリなんだけど、現実はそう甘くは無く、虚しく時間が過ぎて行く。
深さのある淵で粘るも反応は無し。と思ったら流れだしの所でマーカーが静かに引き込まれる。合わせると魚の手応え!
でも釣れたのは20センチ超えたぐらいのイワナ。
いつもなら嬉しい釣果だけど、今回は外道。しかもレギュレーションではこの時期釣って良いのは、ニジマスだけ。
降りしきる雨の中、試行錯誤しながらキャストを繰り返す。
でも釣果はこれ一尾。来シーズンの課題とちょっぴりの名残り押しさを胸に今シーズンの納竿!