Our Base Camp!

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雪のない12月

月曜日久しぶりのソロでの野遊び。どこにいこうかな~なにしようかな~と悩むこともなく、山行に決定!

だって12月だというのに天気が良すぎる。気温が高すぎる(最高気温は18度)。そこでうちから20分ぐらいのところに鎮座しております霊峰「瀧山」(りゅうざんと読みます)へ行ってきたのでありました。

9時30分過ぎ車にトレッキングシューズ、ストック、バックパックを詰め込んで途中コンビニにより昼食のカップラーメンと行動食を購入し、西蔵王の放牧場へ。さすが平日だれも居ませんぞ(笑)

そもそもこの「瀧山」とはその昔修験道の道場として繁栄した大寺院だったらしく、山形市内に数多く残る石鳥居や地名にもなっている三百坊などもその名残である。しかし栄華を極めていた鎌倉時代時の執権北条氏によって閉山させられたという歴史がある。奥深い霊峰である。

10時15分 放牧場駐車場出発

放牧場内の舗装された道路をひたすら南へ。するとようやく森の中へ入る登山口に出遭う。うがい場という地名だがうがいはせずに(笑)姥母神コースを行く。

標高が低い割りに急な登りの連続で、各所にロープがある。そんな途中に

突如現れる姥母神さま。

今日の安全をお願いしてちょっと一呼吸

それにしても静かだ。風の音、小鳥の囀りすら聞こえない。聞こえるのはただ自分の息使いだけ。ほんとに久しぶりだな~こんな感じ。

でも体力不足は否めなく、ひいひい言いながら無事山頂へ。

1362m。11時48分到着。

プリムススパイダーの初出番。

山頂には斎藤茂吉の歌碑。

北蔵王の雄、雁戸山

蔵王のスキー場はまったく雪がありません

昼食後もあまりのぽかぽか陽気に長居してしまい、13時下山開始。

こんな場所もあるんです。

雪は所々の日陰に残っているだけという感じなんだけど、急斜面、ぬれた落ち葉の上に残る雪は非常にすべりやすく、何度尻餅ついたことか(笑)

岐路は1時間もしないうちにうがい場まで戻ってしまったので、ちょっと寄り道。長峰コースと呼ばれる古道を行く。このころは完全にハイになってしまい疲れはどこへやら。しかし途中何年か前に鉄砲水が起きたという涸れ沢を渡渉。その沢は谷の奥底でなんとなく薄暗く・・・・なんて思っていると対岸に洞窟?さすが修験道の山だけあって修行した場所なのかな。

3時前、無事駐車場到着。

瀧山の全貌。まったく雪ないでしょ。

やっぱたまにはソロもいいね。次はどこ行こうかな(笑)