つい先ほどの出来事です。
子どもたちを寝かしつけ、タバコを一服といつものようにベランダに出てみると・・・・・・・・淡い光がぽ~っという感じで飛んでいるのを見つけた。
んっ?
うちの裏にはその昔田圃への水の供給の為に整備された(江戸時代だったかな)山形五堰の内の一つである八ヶ郷堰が流れているんだけど、昔からお世辞にも綺麗とは言えない小さな流れであった。それが最近市でも清掃をしたり、改修をしたりと改善に努めていて、以前ほど汚くなくなくなったのである。
でその淡い光は点滅を繰り返しながら、まるでおいらに手にとって欲しいようにだんだん近づいてくる。
ホタルだ~。
あわててリビングにいるChiチャンを呼ぶ。二人でもう一度そっとベランダに出てみると、淡い光はホントに目の前を飛んでいる。
思わず手で捕まえるおいら。
おいらの手の中で自分の存在を訴えるように光るホタルの姿が何ともいえないくらい健気である。
他にも飛んでないのかなあと二人で川のほうを探してみるけど、どうやらこの一匹だけみたい。
水は以前よりも綺麗になっているとはいえ、決してホタルにとって住み心地が良いとは言えないであろう町の中の川で、一生懸命生きている小さな命の存在に勇気付けられた出来事だった。