Our Base Camp!

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かいじゅうたいじ!!

解禁日の前日の2月最後の日、午後から何とか時間が出来た我が家はまたまたスキーに(笑)

でも時間が時間だけに一番近場の蔵王猿倉スキー場に行くことにする。

ちなみに解禁日はお仕事です。ハイ

この日もじっとしていられなくなるような青い空。車の中でChiチャンと今年の冬は何となく晴れの日が多くない?という話で盛り上がる。

基本的に我が家は子供が小さいので、出来る限りその日の天気と相談して遊び方を考えているんだけど、例年なら「スキー行きたいけど・・・この天気じゃね~」という日が何回かあってもいいのに、今年は見事な晴れの日が多い!特に1月から2月なんて鉛色の空が当たり前の土地柄、雪さえ降ってなけりゃよしとするんだけど、今年のスキーはほとんど晴れ。

もちろんそのせいで、3月のゲレンデのコンディションが気になるんだけど、案の定猿倉は、春の雪(悲)。そして日陰はアイスバーン(泣)。

それでも今年めっきり上達したShuは、「スキーってたのし!」なんてつぶやきながら滑る、滑る、滑る。そして今年久々のスキーとなった元体育会系Chiチャンも・・・。

この日Ryoはソリ滑り、雪遊びに興じて、ベビーキャリアはお預け。本人は「おとしゃん おんぶ~」なんて言ってたけどね。

結局、リフト運行時間終了まで滑りまくり(最後の2本はゲレンデ貸切!)、滑り足りないShuを説得し、「かいじゅうたいじ」に向う。

かいじゅうの名は「スノーモンスター」所謂樹氷ってやつ。蔵王樹氷は有名でこの期間は夜にライトアップなんかしてるのだ。日中のスノーモンスターには何度も対面したことがあるおいらも、夜は初めて。ちょっとどきどき。

ナイタースキーで滑ってる方々を余所目に、スキーウェアに長靴のいでたちでロープウェイに乗り込む(大人往復2500円なり)・・・・けど周りの人たちえらい普通のかっこしてるんですけど!夜の山なめすぎ!

夕闇が迫る中、お地蔵さんと記念写真。

確かに外に出なくても、ロープウェイの駅の建物の中から樹氷観賞は出来るんだけど、中には場違いな靴で転んでる方々も。

で肝心のかいじゅうは、もうすでにやられてるって感じである。やっぱり今年は雪が少ないのか暖かいのか、樹氷になっていない。

うっすらとした夕焼けと頭上に光る月。周りはキーンと冷えた1600Mの世界。何かそこに立っているだけで、「宇宙」を感じるのはおいらだけじゃないと思う。

樹氷はちょっと残念だけど、子供たちも大興奮。今度はもっと早い時期にちゃんとした樹氷見に来ようね。

追伸 この樹氷ライトアップ、我が家は初めてだったけど、もう20周年だそうで記念の乗車券には「10年後の無料乗車券」のおまけつき!なかなか乙なことを(笑)。

10年後おいらは46歳、Chiチャンは○○歳(笑)、そしてShuは15歳、Ryoは12歳。なんと二人の子供が小学校と中学校を卒業する年なのである。その頃(反抗期だろうけど)また家族みんなで見に来れたら素敵だなあ。