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栗拾い?ハイキング

長男の運動会も無事?終わり、久しぶりに休みが出来たので、ちょっと肌寒かったのですが、近くの「県民の森」に行って来ました。今回は次男のベビーキャリアデビューでもあり、おにぎりをもって「大沼」一周ハイキングコースを選び、いざ出発。

次男はキャリアの中で熟睡中。入り口に神社がありみんなでお参りしたのですが、きっと普段お参りする人がいないのか、ひっそりとした雰囲気の中に小さな祠があり、聞こえるのは風の音とときおりさえずる鳥の声のみ。

思ったよりも気温が上がらず、どんよりとした雲が空を覆っていたのですが、長男はハイキングコース入り口に落ちていた「栗」に心を奪われ、栗・どんぐり・松ぼっくい拾いに夢中になり、なかなか先に進みません。小さな山栗を殻をむいて食べさせると「おいしーい」と大絶賛。そんなことで家族全員(次男は除く)栗拾いをすることに・・・

大沼一周ハイキングコースはサイクリングコースにもなっており、舗装された道が整備されているので子供も安心。靴もスニーカーで充分。うちでは子供が生まれる前は妻と2人でスノーシューツアーにこのコースを選び(冬は道が解りません)妻は野うさぎを見たり、生涯初となるきじうちを体験するなど思い出多きコースです。

しかし、お昼近くになると長男の「お腹が減った~」という声もあり、道端で昼食をとることに(どうせ平日だし誰もこないだろうということで)。さすがに歩くのを止めると身体が冷えてきて、妻も子供たちも上着を着て昼食です。その場所から見る沼は静まり返り、微かに日がさしてきた光景は、こんなステキな場所がこんなところにあるんだと思わせられました。

よしもうひとふんばりと思った矢先、長男の「動けナーい」が始まってしまった。ようはくたびれて歩きたくないということ。仕方がないので一周コースではなく、同じ道を引き返すことに。ところが今度は「だっこして~」が始まった。もう少し軽ければおんぶなり、肩車なりしてあげたいところなのだが、20キロを超えた今となっては、息子よスマナイ、お父さんは腰痛持ちなんだよといったところで、4歳児に理解できるわけもなく、妻の「歩きながら歌合戦」作戦でどうにか駐車場まで戻ったのだった。ちなみにこの作戦は人のいないところでないと非常に恥ずかしい。

次男はキャリアの揺れが気に入ったらしく、終始ごきげん。これからもベビーキャリアの出番は増えそうだ。今回の失敗は、あめ・キャラメルなどの行動食(エサともいう)を準備しなかった点。子供は本当に一粒あれば元気百倍なのである。

来週は・・・性懲りもなく次の遊びを考えている父である。