Our Base Camp!

ボクらは今日も旅に出る 山へ 川へ 見知らぬ土地へ 人生が旅ならば 気に入った場所すべてがボクらのBase Camp

小さな探検隊

朝、鳥の声で目を覚ます・・・はずがRyoがいつものごとく5時起床!いつもと違うログハウス、しかもロフトに興奮気味。ふとんから這い出しあっちへとことこ、こっちへとことこ、「うわー○¥・×;:@?」随分大きな独り言を繰り返す。

窓から覗く外の光は朝早くから眩しいくらいで、小鳥の声に混じり時折聞こえてくるキジの声や啄木鳥のドラミングの音が木霊す。風もほとんどなく、暑くなりそう。天気予報もあてにならないなあなんて笑いながら、朝食を食べる。

じつは今回ここ「エコキャンプみちのく」を選んだ理由は、カヌーが出来ること。フリーサイトの外れに湖面利用のゲートがあり、受付で利用届を出せば鍵を貸してくれるのである。昨日の時点でフリーサイトに遊びに行きがてらゲートも確認したし、受付の人に聞いて湖面利用の届出書ももらったし、あとは当日の風の具合だけが心配だったのだが・・・。

8時半頃、受付に届出書を持っていくと女性の係りの方が、いかにもこれ何?という顔で受け取ると、「少々お待ちください」と言って奥に引っ込んだ。少々のはずがなかなか奥から出てこない。挙句の果て「担当のものが9時にならないと来ないもので・・・何時くらいからご利用ですか?」の一言。

おいら久々にカチ~ンと来たのですが、ここは子どもたちの手前、「子どもといっしょなので早くお願いしたいのですが・・・」と下手に出る。だいたいキャンプ場で担当のものがいないからなんていう理屈は通るのか?昨日の係りの人の話だと、カヌーでの湖面利用はあくまで自己責任ですからという話だった。早くカギ貸してくれよ~と思いつつ、我慢して待っていると、今度はカギが解らない様子。ようやくカギを渡されたのは9時。

でも釜房湖はそんなことを忘れさせるようなべた凪で、湖面が鏡のよう。我が家のサニー号はインフレータブルなので空気を入れて組み立てるのだが、完成の時点で早くも汗だく。Shuと二人で意気揚々と探検に出発!

勿論月曜日なので湖面にはおいらたちだけ。贅沢なひと時である。

今回はパドルを貸してと言うShuにダブルパドルを分割して二人でシングルパドルの要領で漕いだりしてみる。そういえば・・・Shu専用のシングルパドル製作も急がねば(苦笑)。

たった1時間ほどのパドリングだったけど、夏を思わせる暑さに心はうきうきわくわくの親子探検隊なのであった。