雨が降った休日やキャンプの際、マッタリと過ごすには、読書が一番ということで、アウトドア的読み物をご紹介します。
かなり個人的な好みがあるので御了承ください。
まずは小説ですが、最近のオススメは横山秀夫「クライマーズハイ」 たしかNHKでドラマ化してるはずです(佐藤浩市主演)内容については触れませんが、絶対オススメです!
古典というか古い物では、ヤッパリ井上靖「氷壁」 最近また改めて読み返しましたが、感動的です。
山好きには、有名かもしれませんが、新田次郎「孤高の人」も外せませんね~!
山はちょっと…という方には、川端裕人「川の名前」 少年時代の夏休みが懐かしく感じるでしょう。
熊谷達也「邂逅の森」もマタギを題材にしたものですが、一気に読めるでしょう。
ノンフィクションやエッセイはアウトドア的読み物の宝庫です。
動物写真家の星野道夫の作品はどれもオススメです。自分が今この世に生きている不思議とクマなどの野生動物が同じ時間を生きている不思議を感じながら読めるでしょう。
釣り好きのあなたには、湯川豊「イワナの夏」しかないでしょう。読んでいるうちに、自分が川のほとりで、ロッドを振っている気分です。芦澤洋一なんかもオススメです。
芦澤洋一と言えば、「遊歩大全」たしかコリンフレッチャー著ですが現在、絶版になっています。オイラは大学時代 図書館で借りて読みました。「バックパッキング教書」田端義男訳もかなりマニアックですが、この2冊のせい?でオイラはひとりテントを背負ってさすらう楽しさを知ってしまったのでした。
カヌー好きなら、迷わす野田知佑「日本の川を旅する」でしょう。
この本はオイラのアウトドアの原点であると同時に、読書を始めるキッカケとなった一冊です。それまで読書なんて、マンガ少々という感じで、小説なんか教科書に載ってるような古典ばかりで、読んでも頭に入ってこない内容で苦痛だったのです。 でもこの本を読んでアタマがすっきりするというか、こんな読書があるんだと世界が広がった感じがしたのです。それが高校三年生の頃、それから数十年アウトドアと読書が趣味の父親になったのです。カヌーを始めたのはこの本を読んで8年後になるのですが…
最後にひとりでアラスカユーコン川を下るとしたら(夢ですが)持っていく本は
①「日本の川を旅する」
③「イワナの夏」
ですかね